昨日話した中で出てきた兄貴について今日は話そうと思う
兄貴はついこないだまで4年間ある離れた場所で暮らしていた
その間にボクらは滅多に会うことがなかった。
会おうと思えば会えるけど、お金がかかるし、時間もかかる
そんな中、数少ないけれど会っていた。
ボクは中学にあがる前にタバコは辞めていた。
そして高校でストレスが溜まって時々タバコに手を出していた。
専門学校にあがって冬頃にボクは今までにないくらいストレスを感じ始めた
家族、友達、恋愛すべてが…
そして兄貴に久しぶりに会った日の夜、タバコに気づいた兄貴が戸惑いの表情をした。
「お前、いつからタバコ復活してたんだ?」の次に「色々抱えてんだな」と言った。
それでその日の夜は話が絶えなかった
ボクは笑いながら話したけど、ボクの瞳から涙が流れていた
ボクは笑っているのに、体は正直だった
兄貴も少し泣いていた
ボクを見て泣いていた
「一人でよくここまでがんばったな」と言ってボクを抱きしめた
そう言って抱きしめてくれるのは、いつも彼だけだった。
ボクはいつも一人だと思っていた
でもある時、兄貴が突然言った
「4年間離れて暮らしてて、俺は寂しさに慣れた。でもお前がいるから俺は一人じゃない」
そう言って真摯な顔をした
そうか、兄貴は一人じゃない。ボクがいるから。
じゃあボクも一人じゃない。兄貴がいるから。
そしてボクは兄貴を抱きしめた
ありがとう
そう思って強く抱きしめた
感謝は、心の淵からこぼれている
言葉なんかじゃ頼りない
足りないんだよ。
だからボクは抱きしめることで確かめ合っている。
不安定な時に兄貴はいつも手を差し伸べてくれた
兄貴には恩返ししないといけないことがいっぱいだよ。
いつかボクが、すべて失ったとしても
兄貴だけはそばにいてくれる
そんな確信はもうとっくについている
兄貴はどんな時もそばにいてくれたから
ボクを守ってくれたから
支えてくれたから
兄貴だけはボクを裏切らない
ボクだけは兄貴を裏切らない
こんな関係が素敵だと思える
素敵だね、兄貴。