GWが終わって早二週間、ここ広島ではG7サミットが開催され、街中の様子も普段とは違う非日常の週末となっています。そんな中でも、私たちの新居の建築は着々と進めていただいています。

依然として進まないこのブログですが、家族間取り会議の続きです。

③子供部屋の配置(キッチンと同じフロアにする？)

我が家は夫婦二人と子供二人の四人家族で、子供たちは年齢も大きく性別も異なります。それぞれに子供部屋が必要で納戸も欲しいとなると、4LDKが望ましいところです。

三階建て建て売り住宅などでは、

一階…バス、納戸

二階…リビング、ダイニング、キッチン

三階…主寝室、子供部屋

という配置が多いでしょうか。しかし、我が家は二階建てとなったため、もちろんこのようにはいきません。

ところで、今私たち家族が住んでる家は元々二世帯住宅仕様のため、

一階…バス

二階…リビング、ダイニング、寝室二部屋、納戸

となっていて、お風呂と洗濯機のみが別フロアです。洗濯機は一階だけど、洗濯物を干してしまうのは二階。私にとって、これが結構負担だったりします。

そのため、新居は家事の動線を重視したいという思いがありました。したがって、

一階…主寝室、子供部屋

二階…リビング、ダイニング、キッチン、バス

という形を当初は希望していたのです。

そうして間取りを作っていただいている間に、夫からある相談をもちかけられました。

「子供部屋、二階にしない？」

今の家だと洗濯の不便はあるけれど、家族が過ごすスペースはワンフロアに収まっています。なんちゃって平屋というか、お互いの気配は常にあるしコミュニケーションがとりやすいのです。用事がある時もフロアを移動する必要がないので顔を見て話がしやすいし、子供たちが何かをダイニングに持ち込んで作業するなど、物の移動も楽。

新しい家でリビング、ダイニングと子供部屋が別フロアとなると、一気に環境が変わります。食事とお風呂のために二階には来るけれど、それ以外は一階に籠るでしょう。年齢的にも、今のような家族での時間を取る機会がかなり減りそうだというのです。

私自身が一人の空間や時間がないと嫌なタイプなので、子供たちそれぞれにプライベートな空間は絶対に必要だと思います。でも、夫の考えも頷けるものがありました。なにより、リビング、ダイニングと子供部屋が同じフロアだと子供にとって便利なのでは？

そこで改めて家族会議をした結果、

一階…バス、主寝室

二階…リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋

という、ちょっと変わった希望で間取りを作っていただくことになったのです。

私たち家族全員の要望を叶えようと思うと、理想は平屋住まいになります。残念ながら敷地面積からしてそれは不可能なので、優先順位をつけて結論を出しました。

そうなると、私の家事の動線問題が残るのですが、これは一階にファミリークローゼットを作ることで解消を図ります。子供たちの服はここに納めて、夫婦のものは同じく一階にある主寝室内のWICへ。二階に洗濯物を移動させない前提です。(子供部屋が狭いので、衣類収納が取れないのもあり)

あとは、子供たちが巣立ち私たち夫婦が歳を重ねた時のこと。おそらく高齢夫婦二人にとっては、階段必須の住まいとなり難しい面も出てくるかもしれません。ここだけが不安要素として残ります。とりあえずは、足腰弱らないよう健脚目指して過ごしていこうと思います。

新居はというと、壁がついたり小上がりの形ができあがっていたり、かなり家っぽく(？)なりつつあります。最初は正直なところ思ったより狭く感じていたけど、だんだん広く見えてくる不思議。そして、木材のいたるところに夫のフルネームがはいっているのがちょっと面白いです。

間取りの行方 ③子供部屋はどこに？