モーグル脳外科医日記 -4ページ目

福島で

この連休、福島の家族と過ごしたtysonです。

いろいろ思うことあり・・・

また明日から東海某県に単身もどって実験の毎日が始まります。

ブログの更新は実験の合間(現実逃避)の時間に・・・

子供はもう寝てしまいました(^^)

これから妻と今後のことについて家族会議です・・・

サーフィンその3

育てている細胞さんにエサ(培養液)をあげているtysonです。

サーフィンの続きです。




7月に大学病院に戻ってからは

当番でない休みの日は

妻子とらぶちゃ(犬、パピヨン)と一緒に海へ



日よけのテントの下で

妻は基本ひるね

自分は基本ゆうくんと砂遊び

ときどき妻にゆうくんをまかせて沖へ。



青い空

白い雲

穏やかに割れる波

海を渡る風



大好きだったあの海は

津波でめちゃめちゃになり

さらにその上

放射能で汚されてしまいました。



もう二度と

あんな夏はこないと思うと

なんとも言えない気持ちになるのです・・・




思い出すよ
あの砂浜
歩いた日々の
父と母の姿

聞こえてくる
あのあばらや
暮らした日々の
家族の笑い声

(浜田省吾:Theme of fathers son)

放射線被ばくに安全な値は存在しない

2006年にアメリカで発行された冊子に掲載されていた内容です。
出典:Health Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation: BEIR VII – Phase 2 
http://books.nap.edu/catalog/11340.html 

発行元は、アメリカのNational Academy of Science内の委員会?が以前から調査してきた低線量被曝の人体に対する影響の報告書です。そのVII番目、phase2となるようです。

結構ページ数があり、また、Amazonで立ち読み?しただけということ、全てのページが表示されたわけではないことから、所々誤った解釈をしている部分があるかもしれません。
誤りに気づいた方がいらしたらぜひ教えて下さい。

ちなみにお値段は¥6,000弱ぐらいのようです。
残念ながら今現在、買う勇気がありません・・・orz・・・




結論から言うと、



「放射線の生物学的影響は、放射線量と比例する」




つまり、「●●シーベルト以下なら安全」ということはなく、




たとえわずかであっても放射線に被曝すると、なんらかのリスク(特に発がん)が上昇するというのです。




この冊子のなかで吟味した論文の中には、低線量放射線による健康リスクを過大に考えすぎだ、とか、低線量被曝はむしろ人体に良いといった主張がなされているものもあるようです(なるほど、こんかいのフクシマの事故でテレビに出てたあの人の論拠はこの論文なのかね)。




が、




この報告書では、そのような考えを受け入れられない、としています。

つまり、


「どんなに低線量であっても少ないなりに発がんリスクは存在する」という考えを採択しています。


この冊子では長崎・広島の被爆者の方のデータも引用されているようですが、どこにも安全なしきい値(つまり●●シーベルト以下なら安全という値)を示すデータはなかったようです。


山下某の言う「年間100mSv以下なら、妊婦でも安全」などというトンデモ説の根拠はとても脆弱だといえるでしょうね・・・




管総理が「脱原発を目指す」と公に姿勢を打ち出したようです。案の定、金に目がくらんだ自治体から批判が出ているようですが、原子力ムラの抵抗に屈しないで欲しいです。

他のことに関してははっきり言ってイマイチ・イマニ・イマサンですが、この点だけは支持します。