ねえ、気付いてたのかな。


今日はちょっと少なめのごはん食べてきたとか、多すぎて困っていたときとか。

あたし、そうゆうのわかんなかったの、けれどもあなたに会う事だけはわかっていたの、

あたし、そうゆうのわかってるつもりだったの、けれどもあなたと目が合うことだけはわかっていなかったの。


ねえ、追いかけてもいいのかな。


仕方がないくらい、言葉にできないくらいに好きっていう気持ちをこらえきれなくなって出してしまってもいいのかな。

一番動いていないのはあたしなのに、頭の中にはそれだけしか過ぎらないの。

たぶん、やっぱりきっとあなたに対する言葉を捜していたのよ。


[…あ、]


そこにいる...

いつか大人になって忘れるのかな

この気持ちを忘れるのかな、


[ここは誰か...]


授業にも目を向けないあたしを心配する人はいない、

あなたのいない世界、涙が出そうになってる姿をあなたはしらないでしょ。

あたしの頭の中にいるあなたは幻なのかな,,


キ-ンコ-ン..

チャイムが鳴ると共にふたつ,うしろの夏樹に話しかける。


[あいつにに会いたい病かあ?]


夏樹の鋭いアンサーに負けたように崩れた。

それを見た夏樹は口をすこし右よりにくすくすっと笑った。

夏樹も好きな人がいるの、あたしと同じように年上で。

夏樹は寂しくないのかな、授業とかちゃんと受けれてるのかな。

うらやましいって思っちゃうことが、あるかもしれない...


滅多に会えないこの寂しさと厳しさ、あなたはしらないでしょ。

でも、あなたが来るのを待ってるね。


[あたし達ももう6年かよ…]


一つ年上の好きな人、いつかきっと離れるってわかってても動こうとはしなかったあたしの本心。