最速160キロを超えるストレートで

鳴り物入りでプロに入団。

 

満を持して今日、プロ初先発のマウンドへ。

 

記念すべき初球はストレート。

 

相手、埼玉西武ライオンズの

若林選手はこともなげに打ち返し

レフト前ヒット。

 

このあとの彼の表情が気になった。

 

いや、腹が立った。

 

 

 

 

 

うっすら笑っているではないか。

 

何がうれしいのか、楽しいのか。

 

自慢のストレートは

早速通用しないことがわかった。

 

カチンときて目つきを鋭くするくらいで

ちょうどいい。

 

プロ初登板の若造が

打たれてにっこりしているのを見て、

百戦錬磨の先輩たちはどう思うか。

 

「てめえなめんなよ」、「ぼこぼこにしてやるよ」

 

それくらいは思うだろう。

 

 

 

 

 

アマチュアならいい。

 

しかし、プロ野球の世界だ。

 

以前、現楽天の涌井投手が

いわゆる「報復死球」をしたと言われる。

 

控に甘んじることが多く

何年もホームランを打っていない神戸選手が、

涌井投手からホームランを打った。

 

ベース1周しているあいだも、

ベンチに帰ってきてからも大はしゃぎ。

 

これに対して、涌井投手は

次の打席で神戸選手の脛あたりに

デッドボールを当てた。

 

わざとじゃないかもしれない。

 

でも「お前調子こいてんじゃねえぞ」

 

というのが本音だったのではないか。

 

それくらいの気迫は大事。

 

 

 

 

 

数ある仕事の中でも

最も厳しいであろうプロスポーツの世界。

 

「楽しみたい」なんて思っているのだとしたら

大きな間違いだ。

 

「死ぬ気でやれよ、死なないから」。

 

佐々木朗希投手には、

あえて厳しい言葉を贈っておきたい。