3月27日についにGR86が納車されました。
昨年の12月に注文して当初は3月上旬の納車予定でしたが、なんだかんだと納期が伸びてしまいようやく納車されました。
初の新車です(笑)
色は黒を選択しました。
お客さんと被らないようになど色々検討した結果、無難な黒にさせていただきました。
この辺ではあまり見かけないので割と気に入っています。
通常?の流れだと「とりあえず慣らし」なのですが、、、
いきなりアライメント測定です。
新車納車直後のアライメントはどうなっているか一度検証してみたかったのです。
正直、新車状態でアライメントがきちんと出ているクルマはかなり稀で、もしそうならかなり当たり車両だと思います。
ほとんどの方は気にせず乗られるのですが、気になる方は気になるレベルのズレはあります。
ウチのクルマはというと、
こんな状態でした😅
ちなみに走行距離10kmの状態です。
まだ足回りが馴染んでないからというのもあると思いますがかなりズレています。
トーの数値を見てもらえれば分かると思いますがそもそもステアリングセンターが出ていない状態です。
タイヤが異常摩耗するほどのズレではないですが、普段キチンとアライメントをとっているクルマに乗り慣れているとかなり違和感を感じるフィーリングです。
そして気になる部分はキャスター角。
左が5度半、右が6度弱で左右差が30分近くあります。
当店のお客様のGR86だと左右10分差だったり30分差だったり、クルマによってアタリ・ハズレがあるような印象でしたがウチはハズレたようです(笑)
これはZ#6時代からあるのでおそらく組立公差でしょうね。
といっても、フィーリングに違和感があるかと言われるとそこまで感じないので気にしなくていい部分ではあると思いますが数値を見てしまうと気持ち悪く感じてしまいます(笑)
足回りを組むタイミングで直していこうと思います。
新車を買ったのにフィーリングに違和感がある方は一度アライメントを調整してみることをおすすめします。
別物のように安定して走行できますので😄
ちなみに中古車はもっとひどいのでタイヤが異常摩耗する前にアライメントを見てみると良いと思います。
車高は前後左右、しっかり揃っておりホイールベースも左右そこまでズレていなかったので結果としては、アタリ部分もあればハズレ部分もある、よくある普通な感じの個体でした。
まぁ結局組み方次第なのでアタリ個体に近づけるよう組んでいきたいと思います。
今回はとりあえず基準値に調整しました。
それと、慣らし用の転がしタイヤはZN6の時に使用していたZⅢの215/45R17を使います。
鉄チンで走っても良かったのですがZN6で当分使う予定もないのでせっかくならとこちらを取り付けました。
純正脚のウチに色々なアライメントを試してみようと思っているのでそれぞれの動きの確認をし、並行してエンジン、ミッションの慣らしをしていこうと思います。
そして、シートを交換。
今回はブリッドさんのXERO CSにしました。
素材はスーパーアラミドを選択。
今まではFRPの物を使用していましたがヘタリの軽減やコーナリング中のシート剛性を確保するためスーパーアラミドを選びました。
見た目もキレイで良い感じです。
車検対応にするために後々シートバックプロテクターを付けるので隠れてしまいますが😅
ひとまずここまで。
この状態で慣らしをしていこうと思います。
あとマウントカラー系も準備してあるので一つずつ効果を確認しながら取り付けていこうと思います。
ちなみに今回のクルマ作りのテーマは、「安全で楽しく、強いクルマ」です。
速さよりも周回を重ねても安定して走行できるよう、アベレージのラップタイムを意識して作っていこうと思っています。
「へこたれない」という意味の強いクルマということです。
また、足回りのセッティングとしては走行ラインの自由度が幅広い(ラインを外してもロスを最小限にできるように、草レースなどのパッシング時やウェット路面でも対応できるような)セッティングを目指していこうと思います。
理想とするのはS耐車両の車検対応版といったところですね。
1発のタイムを狙っていくのも良いですがGR86はそっちの方向性で行こうと思っています。
また進展しましたらブログにアップしていきますのでしばしお待ちください🙇♂️