「わかってる」ってホントに「わかってる」? | ぴいちゃんの手抜き生活のすすめ 

「わかってる」ってホントに「わかってる」?

聴き方についてちょっと勉強してきたので、忘れないようにメモ。


~わかってるってホントにわかってますか?~



大前提に「話を聴く」というスタンスであること。

聴くと言うからには話し手がいる。
話し手と聴き手、どちらが主人公?

当然、話をしている人がその会話の主人公であること。
これが大前提にあることを忘れてはいけない。




○○したい、○○してほしい、○○に行きたい、○○に連れてってほしい・・・

子育て中の身ならば、しょっちゅう耳にする言葉。


「わかった」と返事をしたらその思いをかなえてくれると思うよね。

よく使う「わかった」はほとんどの場合はそうなんだよ。


例えば、
「お菓子買って!」に「わかった」と答えればお菓子を買ってくれると思うし、
「公園に行こう」に「わかった」と答えれば公園に行けると思う。



でも、ほんとのところは違う。
「わかった」は「事実・内容・意味がはっきりとらえられるようになる」だそうだ。

例えば、
問題の答えが「わかった」や、犯人が「わかった」、英語が「わかる」など。




どこでどうなったのか・・・
「わかった」イコール「理解した」ではなく、
「わかった」イコール「理解してそれを実行してくれる」になっている。



「お菓子かって!」「わかった」

この場合の「わかった」は、「あなたの気持ちはよくわかりました。」であって、
「お菓子が買って欲しいのね、すぐにかってあげるわ」ではないということ。


いつでもお菓子を買い与えられるわけじゃないでしょ?
財布に常に余裕があって、こどもの欲しいものをいつでもホイホイ買い与えるような、言いなりになってる親ではないでしょう?



でもでも!
今日は無理!とか、そのお菓子は無理だけど駄菓子ならいいかなぁとか、ご褒美に買ってあげようと思ってたんだ!とか、さっき食べたばかりじゃない!とか・・・・

こういう思いは聴き手の都合や感情なのね。
頭ごなしに「あかん!」なんて言われたら、さらに駄々をこねられるパターンだ。

そんな時には「あなたの買って欲しいという気持ちはわかった」と相手の意見を聴くのだ。
それから、ご褒美だから買おうか、今日は買えないの、とこちらの都合を話せばいい。


こちらの都合を話そうとしてる時点で、話しの主人公は相手から自分にうつったことがわかるよね。


会話の主人公を見誤らないこと。
最後まで聴き切る事が大事。


だから、「おやつは買いません」という返事に「買って欲しい」と言い返されても、
そこは個性というか、
自分自身の感情を相手が100%知っている(理解している)人間は一人もいないんだ、というこがわかっていればイライラは減る。


私は「(相手が買って欲しいのはわかってるけど)買いたくない」でも相手は「買って欲しい」とかよくあるでしょ。

大人がこどもの意見を察することができても、それを優先させるとは限らない。
一人ひとり考え方や捉え方は全く違うということなのよ。

自分の意見を押し付けたって何も解決につながらない。



会話って、言葉というキャッチボールでしょ。
ボールをキャッチする。相手の言葉や気持ちをそのまま受け止めるってこと。

「お菓子を買って欲しい」という一言に「はぁ?何で?どれ?あかん!今?!無理!!!」なんて言葉を一度にたくさん返してません?


キャッチボールって使うのは1球だけ。
何球も一度にキャッチボールできません!そんなのできるのは大道芸人さんでしょ。

会話も一緒。
「お菓子を買って欲しい」にかえすのは、相手の気持ちを理解したよという意味の「わかった」という一言。

わかったといったけど、買ってあげるとは一言も言ってないよね?


「わかった」といえば「買ってもらえる」と思い込んでいるんだから、
補足説明を含めた「買って欲しいっていう気持ちはわかったよー」、「そうか~お菓子買って欲しいんだ~」みたいな返事をすればいいんだ。

それが話しを「聴く」ということ。



相手の話を聴いてからこちらの都合を話せばいいんだよ。






ただ、わかっていても時々失敗もする。
実践あるのみ。日々鍛錬。

「子育て」は「己育て」(どちらも「コソダテ」と読みます)。
人間は死ぬまで学べることがあると思ってる今日この頃です。






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