タイヤのメンテナンス パンク修理4 | タイヤ安全のブログ

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タイヤのメンテナンス パンク修理


今日はタイヤのパンク修理でこれまで使われていた方法をお話ししたいと思います。

現状で使われているのは前回お話したように、タイヤのメンテナンスでパンク修理の方法には
スリーブ方式(ニシノ式)と引掛け式(ひも式)の二通りになりますが、
今まで色々な方法が考えられては何らかの問題があり消えて行きました。

① 引掛け式:亀甲型のプラグ、ひも式(細い物)、プラグ式(丸型、蝶型、楕円型)
タイヤ安全のブログ-引掛け式色々


② ガン式(エアー式と手動式)
タイヤ安全のブログ-ガン式


③  直入式…
タイヤ安全のブログ-直入式



と古い順に大体この3種類が過去使われていました。
もうお分かりだと思うのですが現在もまだ使われている引っ掛け式は基本的な方法は何ら変わっておらず
工具や補修材の材質を色々と変えてきているだけなのです。
補修材を引っ掛けて直接傷穴に押しこむという至って原始的な方法で単純だからかもしれませんが、
ただエアー漏れを止めるだけのためにパンク修理材が変化してきたといっても過言ではありません。
このただタイヤパンクのエアー漏れを止めるだけということはタイヤの安全の観点から言いますと、
非常に問題があります。
タイヤの安全整備基準を超えた傷穴でもエアー漏れを止めてしまえば、
取り敢えずは走行出来てしまうからです。

本来、タイヤのパンク修理はタイヤの安全整備基準を遵守し、
基準内の傷穴であれば修理を施し、
基準外の傷穴であればタイヤ交換をしなければならないのですが、
引っ掛け式のパンク修理工法では、その見極めにかなりの熟練が必要となります。
現実的に毎日多くのタイヤパンクを取り扱うタイヤ専門店であれば、それも可能ではあると思いますが、
ガソリンスタンドやカーディーラーなどのその他のタイヤ取扱店では非常に難しいことだと言えます。

言い換えますとタイヤ安全整備基準内の傷穴であれば、エアー漏れを確実に止め、
基準外の傷穴であればエアー漏れを止めないパンク修理工法が良いと言えます。
その基準を満たした唯一の工法が現在でも使われているスリーブ方式(ニシノ式)なのです。
この工法は世界8カ国の特許を取得していることからも、その有効性が伺い知れるかと思います。

以上のことから、万が一タイヤパンクをしてしまったときには、信頼のおけるタイヤ取扱店で
タイヤのメンテナンスでパンク修理を施してもらうこと必要であるということです。



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