“カレー界のなぎら健壱”を目指しています――「カレー」キュレーター 飯塚敦 | atsushi030のブログ

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“カレー界のなぎら健壱”を目指しています——「カレー」キュレーター 飯塚敦
ONETOPI「カレー」は濃密なカレー情報を日々発信している。Twitterアカウントは@curry_1topi。ONETOPIリーダーアプリでリアルタイムで情報収集できる
突撃! となりの専門家 第5回:
 誠読者に「好きな食べ物は?」アンケートをとったら、おそらくラーメンと1位を争うメニュー、カレー。人気ブログ「カレーですよ。」やONETOPIでカレー情報を日々発信する飯塚さんが魅力に開眼したきっかけは「アジャンタ」だった。

【他の画像:“カレー界のなぎら健壱”を目指す飯塚敦さん】

 アイティメディアが運営する「ONETOPI」で、さまざまな分野に精通したキュレーターへのインタビューを行う「突撃! となりの専門家」。連載第5回を迎えた今回はONETOPI「カレー」のキュレーターを務める飯塚敦さんにお話を伺った。

 飯塚さんは2005年にブログ「カレーですよ。」を開設。以来、約5年半の間に1500食以上ものカレーを食べ歩くかたわら、インドの土釜「タンドール」を自作するプロジェクトを立ち上げるなど、多方面に渡って活躍する。ONETOPIでは2011年2月より「カレー」にまつわるトピックを発信している。

●“カレー界のなぎら健壱”を目指しています

Business Media 誠 飯塚さんはどのようなきっかけでカレ—に興味を持たれたのでしょうか。

飯塚敦(以下、飯塚) 高校生のときに、九段下の「アジャンタ」(現在は麹町に移転)で生まれて初めてインドカレーを食べたんです。当時はエスニックなら値段も手ごろだし、ちょっとおしゃれだからデートに使いやすいという程度の思い入れしかなかった。なのに、あまりの美味しさにすっかりカレ—に夢中。デートどころではなくなってしまいました(笑)。以来、小遣いをためてはカレ—を食べ歩くようになったんです。

画像:“カレー界のなぎら健壱”を目指す飯塚敦さん
(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/19/news002.html)

Business Media 誠 2005年にブログ「カレーですよ。」を開設された時点では、すでにかなりの数のカレーを食べていらっしゃったんですね。

飯塚 そうですね。とくに20代のころは雑貨の営業マンをしていたおかげで、全国に出張に行く機会があり、カレ—を食べ歩くエリアも格段に広がりました。札幌、名古屋、大阪……と、それぞれの街に行きつけのカレ—店ができるくらい、カレ—三昧の生活を送っていましたね。

Business Media 誠 ブログを開設したきっかけはどのようなことだったんですか。

飯塚 その後、30代半ばで転職し、焼き鳥チェーン店で店長として働きながら、相変わらずカレ—の食べ歩きを続けていたんです。ところが店長になって10年目にさしかかるころ、ひどいケガをして長時間の立ち仕事が難しくなってしまった。もう現場は退かざるを得ない。でも、何らかの形で飲食の世界にかかわり続けたいという一心でブログを始めたんです。

Business Media 誠 当初は仕事にするつもりはなかった?

飯塚 そうですね。もともと文章を書くのは好きだったけど、食べ歩きブログが仕事になるとはさすがに思っていませんでしたね。実際、仕事につながるようになったのは、つい最近ですよ。ブログを開設してから4~5年はとくにアフィリエイトでもうけられるわけでもなく、ひたすらカレ—を食べる→更新の繰り返しでした。

Business Media 誠 ブログを書くにあたって、気をつけていることは?

飯塚 メニュー名と値段は必ずきっちり押さえます。逆に、お店の住所や電話番号はほとんど載せていません。いまは行きたいと思えば、ネットで検索すればその店を探せる時代ですから。ブログを書き始めたころは個々の味に言及していた時期もあるけれど、最近はあまり書かなくなりました。味の話もいいけれど、店の雰囲気をはじめとする、そこに行かなければ味わえない“何か”を伝えたい。目指すは“カレ—界のなぎら健壱”です(笑)。

●ジャンル違いの趣味を2つ持つと世界が広がる

Business Media 誠 飯塚さんは「iPhone×Movieスタイル」(技術評論社)という本も出されています。

飯塚 じつはガジェット好きでもあるんです。僕より詳しいガジェット好きの人はたくさんいるけれど、「カレ—×ガジェット」という人はあまりいないので面白がってもらえたんです。イベントに顔を出すたび、知り合いが増え、人の輪が広がっていく。そんなことを繰り返しているうちに「書いてみない?」と声がかかりました。iPhoneとTwitter、そしてカレ—のおかげで本を出せたようなものなんです。

Business Media 誠 すべてがつながっているんですね。

飯塚 いまは企業であっても、個人であっても自分たちが活躍できるフィールドを増やしていかないと、商業活動が立ち行かないような時代にさしかかっています。かといって、目先の利益を追いかけているだけではフィールドは増えない。まずは誰かをめいっぱい楽しませることが大事なんです。そうこうしているうちに、フィールドを一緒に広げて行ける仲間も見つかります。

 記事を書くことでカレ—界が賑わえば、僕のフィールドも広がる。お互いが協力して場を盛り上げる仲間をいかに見つけるか、ということなのかもしれません。

Business Media 誠 飯塚さんは震災支援プロジェクト「カレーの力を信じている」のお手伝いもされています。

飯塚 カレー屋さんやカレー好きの人が協力して、被災したカレー屋さんを助けるというコンセプトがいいなと思ったんです。いまはサイト上に“カレ—の記憶”をアーカイブとして残すプロジェクトも進行しています。震災で店舗はなくなってしまったとしても、カレ—の想い出は消えない。まったく違う職業に転職せざるを得なかった店主があるとき、サイトをのぞいたら昔のお客さんが集まって「あのカレ—、もう一度食べたいね」「あの店、良かったよね」と盛り上がっていたら、すごく励まされるんじゃないかな。やっぱり、俺の人生は間違っていなかったなと、明日からまた頑張れる気がするんですよ。

●キュレーターと“DJ”の共通点

Business Media 誠 飯塚さんは、普段どのような方法で情報収集をされていますか。

飯塚 食べ歩きに関して言うと、事前リサーチをせずに現場に行ってしまうことが多いですね。例えば、武蔵小金井に用事があったら、ついでに駅周辺をぶらぶら歩き回り、気になる店があったら入ってみる。たくさん食べ歩きをしてきたおかげで、店先の看板や張り紙、盛り塩など店のたたずまいから“いい店”がなんとなく分かるようになりました。

Business Media 誠 “ハズレ”を引くことはほとんどない?

飯塚 いや、ありますよ(笑)。でも、ダメだったお店はブログに書かずにそっとしておきます。すると、不思議なもので大体3カ月もたつと閉店している。飲食の世界は本当にシビア。とくに食にこだわりがない人でも、客をないがしろにしたり、手抜きをしているような店は分かっちゃう。ごまかしが効かないんです。

Business Media 誠 ONETOPIの情報はどのように探していますか。

飯塚 カレ—に関する情報を可能な限り網羅したいので、カレ—店やカレー好き人がやっているブログやTwitter、ニュースサイト、各社のプレスリリースに随時目を通しています。また、どうしてもお店情報が東京に集中しがちなので地方新聞のサイトなどで参考にしながら、できるだけ全国の情報をとりあげるように心がけています。

Business Media 誠 ONETOPIの中でも「カレー」は情報の流量が多いトピックとして知られています。

飯塚 キュレーター同士のやりとりでも「12時直前のアップ攻勢がすごい」とよく言われます。昼時はランチ情報をツイートする店が多いので、できるだけ紹介するようにしています。ただ、手動だけだと流せる情報の数に限界がある。そこで、カレ—にまつわるコンテンツやブログの記事をあらかじめピックアップしておいて、深夜帯に流れるよう予約投稿しておくといったこともしています。

Business Media 誠 番組構成をしているみたいですね。

飯塚 情報を拾い集め、コメントを加えるなど自分なりに加工し、発信するという作業はラジオのDJとよく似ています。マニアックな情報を流したい気持ちもあるけれど、ジャンルが偏りすぎると読者の幅を狭めてしまう。かといって、“広く浅く”ではカレ—好きの読者が物足りなさを感じるかもしれない。このあたりのさじ加減がキュレーターの腕の見せどころであり、面白さでもあります。

Business Media 誠 読者からの反応など手ごたえはいかがですか。

飯塚 「あの店、まだやってたんですね!」「知らなかった。教えてくれてありがとう」などといったコメントをもらうと、とてもうれしいです。役に立てたという実感があり、やりがいも感じる。それだけで価値がある情報もあるとは思うけれど、僕は“血が通っている”という点にこだわりたい。かつ「カレ—に興味がある人はONETOPIだけチェックしていれば事足りる!」というくらい、徹底的に情報を網羅していきたいですね。

[畑菜穂子,Business Media 誠]



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