ETV特集で、実に興味深い番組をやってまして、つい見入ってしまいました。



木工芸の人間国宝の方3人が、弥生時代の遺跡から出土した木工品の復元をこれまた復元された当時と同じ工具を使って行うというモノ。



弥生時代 という大雑把な私のイメージとは大きく違った、非常にレベルの高い木工製品が当時既に存在したというのが純粋にオドロキでした。


で、さしもの人間国宝も普段使っているモノとは勝手の違う当時の工具に苦戦されておりまして、

指先を切って見た目にも明らかにヘコんでいたり、槍ガンナに苦戦して、悔しさが隠しきれなくなってたり…


そういうプライドというか気持ちの動きも、木工好きの端くれとしてはほんの少しだけ、分かるような気がして実にオモシロい。



ETV01


で、最終的には苦戦された槍ガンナも見事に使いこなしておられまして、



ETV02


番組の最後には実に見事な復元を完成させておられました。


ETV03

刃長一寸たらずの槍ガンナだけで仕上げたとは思えない、この見事な曲線と表面の仕上げ。

吸い付いた様にピッタリとした合わせ。

実に見事で、流石は人間国宝!!

というか、よく考えたらコレは復元品なワケで、2000年前には既にこのレベルの木工品を作った職人が居た…という事でして…


木工の奥深さと我が身の未熟さを思い知って軽く落ち込んだり(^_^;



録画し忘れたのが返す返すも…






菊池 修一
木の国職人譚