今更ですが、ちょこっとばかし改まりまして・・・
世の中今や“エコロジー”というのがあらゆる局面でのキーワードとなってます。
趣味とはいえ“木”という自然物を相手にしてる木工者としても、非常に気になるポイントでは有るわけです。
ましてや、乳飲み子を抱える父親といたしましては体に優しい素材・製品というのは、木工関連の素材を物色するにあたっての大命題とも言えます。
・・・というか、今正に、何でもカンでも口に入れよる時期ですんで、ウチの“小怪獣”w
とりあえず、近所のホームセンターやらネット通販やらで天然系の塗料なんかを見つけては色々試したりとかしてるわけです。
今まで試したのが荏油・柿渋・シェラックニスあたり。
で、先日ふと目にした雑誌記事から、
シオン / 自然塗料・天然接着剤
http://www.xion.co.jp/
↑コチラに辿り着いた次第。で、早速サンプル請求。
上段、左より木塗水(ライトオーク)・木塗油。
下段、左より接着剤“匠”・木塗蝋。
メール便で届きました。他には、使用法を解説した冊子と商品のパンフレットが一部づつ。呼んでみると、こちらのメーカーの自然素材へのこだわりが良く伝わってきます。
送り状の
> 自然素材100%ゆえのよさと、若干の物足りなさの双方を兼ね備えているかと思います。
とあります。
>物足りなさ
と自ら言ってしまう、この韜晦っぷりが素敵です(^_^;
上記のサイトをごらんになれば一目瞭然、どの商品も、天然・無添加というのが売り。
折角サンプル入手しましたし、試さんと損なんで早速GO!
木塗水:
水性の浸透性塗料です。
原料であるヒバ油のニオイですかね。嗅いでみると植物系のニオイがします。
オイルステインのきつい有機溶剤のニオイが記憶に新しい状態だったんで、尚更ホッとします。
着色原料として入ってる各種植物原料でしょうね。液内にツブツブの固形物が有ります。
サンプルとして送っていただいたライトオークは、サイトの色見本とは色味に若干の違いが有る様です。
あと、若干浸透力が弱めかな・・・という気はします。
木塗油
オイルフィニッシュ用の木塗油。
荏油や今手元にあるリベロンのフィニッシュオイルに比べると、ドロッとした感じです。
塗ってみると伸びも良く中々塗りやすい。ニオイも気になりません。
使用法は普通のオイルフィニッシュと同じ。仕上がり具合も良いですね。
個人的には、使いやすいオイルだと思います。というか、今回のサンプルで一番気に入ってます。
木塗蝋
とりあえず、前エントリの簡易PCデスクで試してみました。
ワックスって、ワトコのヤツくらいしか使った経験少ないんですが、それに比べるとかなり伸びが良い気がします・・・がもしかして、本来ワックスってこういうモンなのかな?
ツヤは上の画像の通り。
サンプルが残ってるウチにメーカーさんの推奨どおり、木塗水との組み合わせを試してみようかと思います。
天然接着剤 『匠』
今回一番試してみたかった商品です。
ニカワを主原料とした天然接着剤ということで、ベースはゼラチン質。つっついた感じは、矢張り若干ゼリーっぽい感じです。
同封の取説によると「気温の低いときは湯煎等で暖めて使うように」との事ですんで、冬場は使いづらいのかなぁと・・・
取説では、低温時の使用に当たっては、飲み物を温めたりする車載用の冷温蔵庫の使用を推奨しています。
外気温26℃の状況だと容器からすくってそのまま使用出来ました。
見えづらいですが、接着面の片側に塗りつけて・・・
10分ほどクランピング。
全く問題ない強度で接着されました。サイトの商品解説によると、一般的によく見る木工ボンド(酢酸ビニル系)を接着強度で若干上回る様です。
また、一部をワザとはみ出させて乾燥させてみましたが、ペーパーがけしてやれば、はみ出した部分にも塗料もちゃんとのりました。
これも、ちゃんと買ってみて色々な状況で使って試してみたいですね。
あと、接着した状態で暖めたらもしかしたら剥がせるんじゃねぇか?と思いますが、その内、暇が出来たら試してみようかと思います(^_^;
で、今回のテストピース三態。
真ん中の接着テストに使ったモノが無塗装。で、向かって左が木塗水、右が木塗油をそれぞれ塗ったモノ。
色味の違いが分かるかなぁ・・・・写りがなぁ・・・
ホームセンターなどで普通に手に入る塗料や接着剤に比べて、使い勝手・仕上がり・コストパフォーマンスなど、どの商品も確かに利点も欠点も有るようですが、そのどのあたりに重きを置くかというあたりで評価は変わってくるかと思います。
特に価格面がなぁ・・・(^_^;
そういう欠点を折り込んだ上でも、魅力のある製品には違いないというのが今回の感想です。
とりあえず、サンプル請求はいつでも受け付けてくれるみたいなんで、まずは一度。おためしになってみることをお勧めします。







