琳派400年の歴史に触れてきました。
私の中で、琳派と言って頭に浮かぶのは尾形光琳。
遥か昔、両親が私のために用意してくれた京都の振袖は、
尾形光琳の作風意匠を受け継いだお弟子さんの
手描きというものでした。
鶴と春夏秋冬の植物が描かれた図案は、
その当時の私の好みの柄ではなかったのを覚えています。
しかし年を重ねるごとに、その良さに少しずつ気づき
両親への感謝へと変わっていきました。
今回友人から 『琳派のきらめき』 のお誘いに
すんなりお返事できたのも
そのご縁があったからだと思います。
日本が誇る日本独自の美の世界。
掛け軸や屏風から窺える琳派の構図の素晴らしさは、
扇子や団扇の日用品、陶器の絵付けにまで及んでいました。
琳派の中でも、江戸琳派の祖・酒井抱一の弟子(鈴木其一)の
藤の花の掛け軸は、展示の中で一番印象に残った作品です。