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ある冬の日の光

今まで自分の日記じみた事を書くツールは何度かやってきたけど、結果的にリアルの知り合いが見ているものは
自分をよく見せようとする気持ちが働いてしまって、自分のダメな所はさらけ出せない。
ここでは、素性を隠す替わりに本当に心の内を書いていってみたいと思う。

9月15日か。

毎年日記を書く記念日。実はさっき気づいた(笑)。

というのも、今年はちょっと大きなことがあって。。。

 

オレの職場は、会社の中でもちょっと特殊なんだけど、

15人くらいの課で、2000年から続いている。

俺は2004年からの入社で、課長級の3人を除けば最古参。

 

で、その課の在り方自体が、まさに今日9月15日で終わりと

なった。

後続の課はだいぶ規模を縮小し、4人だけでやることに。

で、枠の4つと残留希望者の人数が「4」で、ぴったり合って

しまったのだ。

他の11人はまったく別の課に行くことに。

 

何しろやることが全てイチからになるから、俺の今の年齢ではとてもとてもやろうとは思わず、「みんなよく自分から出ていくなあ」と思った。

まあ、この仕事、派手さがなく、達成感みたいなものとも無縁。

ただ、既に自分ができるようになっている事で、まあフラフラしていた04年にこの職場にありついて、愛着もあったのだった。

 

8月くらいから徐々に、レイアウト変更の準備に入ったり、離脱組はもう今の現場の勉強を続ける意味がないので時間つぶししていたり、と変化のにおいがし始めた。

おれはなんでも愛着を持って懐かしんじゃうタイプなので、

長年使ってた書類の形式ひとつとっても、

「ああ、これはもう使わないんだな」と感慨に

ふける始末。

 

で、、、まあ、寂しさもあるんだけど、シフトなどの都合で「今日が会うのが最後」な人がぽつぽつ出始める。

こんなのが苦手なんだが、寂しさ以上に、

「オレに対してはあんまりちゃんとした挨拶を交わさない」

のが傷つくんだよね。。。これ、昔からある。

こちらは結構いろいろ話して友達になったと思ってても、最後の最後、もう会う事もなくなるのに大して挨拶もしない。

あちらはそう思ってなかった、ということ。

オレは本当、人望や人気がない。

 

。。。

まあ、それはそれとして。

実は待遇や給料は上がる。勤務時間も、バラバラだったのが

平日10-18時と安定する。結構、いいことづくめ。

ただ、19年間、オレはその仕事をしてきた。

本当に長い間やったもんだ。

業者の手にかかると、毎日そこにあって当たり前だったものが、

半日で全部片付いてなくなる。

つい先月までの当たり前の日常が、今はもうない。

 

人生もそんなものなのかもな。

今回は19年という長さだったけど、結局小学校を卒業する時、

中学、高校、大学、と日常だったことにピリオドを打って人生は

変化し続けている。変化があるから、思い出や大切なのも

生まれる。

オレは変化に弱いので、こんなふうに外からの力で強制的に

変えられないといつまでも同じままだ。

今、その変化の時を迎えている。

あの2002年のこの日を忘れかけていたほどに。

 

 

遠い昔に 別れた人も 

ひとまわりすれば すぐそばにいる 

時間は螺旋の階段 

さよならさえも つながってゆく

 だからさよならに さよなら 

すべてのさよならに さよなら

(武田鉄矢)