舞姫通信 (新潮文庫)/重松 清
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ラストシーンは、もう始まっているのかもしれない。


人は、誰でも、気づかないうちに人生のラストシーンを始めている。


17歳で死んだ「自殺志願」のタレント城真吾にとっては、16歳は晩年だった。城真吾は教えてくれた。



人は死ねる。いつ。いつか。いつでも―。でも、僕は思う。


僕の教え子の君たちの「いつか」が、ずっとずっと、遠い日でありますように。


教師と、生徒と、生と死の物語。