ギリシャ首相「返済できない」初めて明らかに
6月30日 5時58分
ギリシャの債務問題でチプラス首相は、30日に期限が迫ったIMF=国際通貨基金への債務の返済について、「実現可能な合意に至ることができなければ、返済はできない」と述べ、ギリシャはおよそ2000億円の債務を返済できないという見方を、みずから初めて明らかにしました。
鋭い方は気づかれたと思いますが、返済が滞っているのはたったの2000億円ぽっちです。
ギリシャ国民一人あたりにすると2万円。日本はギリシャの約10倍の人口ですから、日本国民一人あたりにすると、2000円です。
かなり小さな金額の話だというのは間違いありません。
もちろん、ギリシャがデフォルトしたら、他の国にも波及するかもしれないという「連想」による不安が若干あるかもしれませんが、ギリシャのような小国、しかも、2年に一回くらい破綻やデフォルトしている国がデフォルトしたくらいで、大きな影響があるとは思えません。
ギリシャがどれだけ小国かを示す図を作ってみました。御覧ください。
国の大きさ(面積)をGDPの大きさにしたものです。
この小さい小さい青いのがギリシャの経済規模。
ギリシャのGDPは千葉県とだいたい同じ。
こんな小さな国がデフォルト、あるいはEU離脱したくらいで、世界がひっくり返ることは・・・まあないでしょうね。大騒ぎするだけ無駄です。
そんな小さなものより、日銀の会合やFOMCの方がはるかに重要でしょう。
↓↓↓拡散のためクリック/ツイート/いいね お願いします
社会・経済ニュース ブログランキングへ
読者登録もお願いします。