なんと、「新経済成長戦略」の改定の執筆担当者だったことが判明しました。
まさか、自分の利権分野だけグローバリズムを推進するなどという下衆なことはしてないですよね?
確認してみましょう。
こちらの14ページに中野剛志先生の勇姿が載っています。
METIジャーナル 2008年11・12月号
新経済成長戦略」改訂の「2つの基本戦略」
①「資源生産性」の抜本的向上に集中投資し、資源高時代、低炭素社会の勝者になる
②製品・サービスの高付加価値化に向けてイノベーションの仕組みを 強化するとともに、グローバル化を徹底し、世界市場を獲得する。
「新経済成長戦略」改訂の3つの柱
「2つの基本戦略」をベースに、以下の3つの柱で、「新経済成長戦略」を強化
①「資源生産性競争」時代における経済産業構造の構築
・「資源生産性」の抜本向上による経済構造の転換
・イノベーション強化により世界市場を獲得し、流出した所得を取り戻す
・太陽光等「資源大国」を実現
②世界市場獲得と持続的発展のためのグローバル戦略の再構築
・資源国、新興国との戦略的な関係の構築。資源外交。
・アジア市場との一体化による成長活力の取り込み
・自由で開かれた国際経済体制の構築
③地域・中小企業・農林水産業・サービスの未来志向の活性化
・内需依存度の高い中小企業、サービスの国際展開
・潮目の変化を活かした農業の新展開
・地域医療制度の抜本的な改革
執筆担当者が 「改訂版」 に込めた思い
産業構造課課長補佐
中野剛志さん
「『資源生産性競争』時代における新たな経済産業構造の構築」の執筆を担当した、産業構造課課長補佐・中野剛志はこう語る。 「『資源生産性』とは要するに、省エネ・省資源のことですが、わざわざ『資源生産性』と呼んだのには理由があります。資源・原材料はインフレですが、国内経済はデフレを残している点が、今回の資源価格問題の本質です。だから、単に「生産性向上」を進めるだけでは、デフレを悪化させる恐れがある。しかし、デフレ対策としての需要刺激は、資源インフレを加速しかねない。そこで、生産性向上というインフレ対策を、インフレを起こしている資源に限定すべく、「資源生産性」向上という概念を提示しました。資源生産性向上のための設備投資や消費は、投資・消費の需要拡大となり、それがデフレ対策となる…という理論を込めています」
自分の利権分野のグローバル化だけはいいグローバル化だそうです。
<メモ>
当時の経済産業大臣は二階俊博氏です。
現在の中野剛志先生
天下り先のNEDOでロボット・機械システム部 主幹 を務められているようです。
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/iinkai/sekkei_1/1_sekkei_gijiyoushi.pdf
新エネルギー・産業技術総合開発機構のロボットの部署なんて夢の様な部署ですね!
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