あなたのおっしゃる新自由主義ってどこの新自由主義? | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

この「アジア」も都合のいいように使われますが、新自由主義も同じです。



あなたのおっしゃる新自由主義ってどこの新自由主義かしら?

私達はですねここで言葉をきちんと定義した方がいいと思うんですね。

この問題で激しい批判をしているのはまず中国ですね。

(櫻井よしこ女史風)




実際、中国の機関紙の人民日報は、TPPは新自由主義だ!と批判しています。

http://j.people.com.cn/94476/7641438.html
----------引用ここから----------
これらの学者の多くは新自由主義者だ。一方民族派の学者は反対を示す。TPP問題を巡り、学術界では新たな論争が始まっている。
(略)
もし日本が参加すれば米国の農産物、医薬品が大量に日本市場に押し寄せるだろう。つまり、米国にとってTPPの真の目的とは、日本市場を手中に収めることだ

----------引用ここまで----------

どこかで見たような内容ですね。

一方でその民族派の学者(?)は本国に呼応して(?)「新自由主義」にとてつもなく悪いイメージを与えようとしています、結局のところ、自由主義は悪いというイメージを植え付ける。
それが彼らの目的なのかもしれません。
おそらく、(新)自由主義より(新)社会主義がいいですよ、と、誘導していきたいのでしょう。

奴らがなぜ新自由主義という言葉の定義を出来ないのか。それは、単に気に入らない相手を攻撃するためのカードでしかなく、論破された瞬間「そんな意味では使っていない」と逃げるため。

新自由主義を連呼している人たちには、新自由主義の定義と、その出典を聞いてみましょう。おもしろいモノが得られるかもしれません。
たまに↓こんなのがGetできることがあります。

偽装保守を一撃で仕留める方法(既出)
http://ameblo.jp/typexr/entry-11801799160.html




p.s.
リフレ派は新自由主義だーなどという訳のわからない批判がありますが
そのリフレ派と目される上念司氏はこのように発言しています。


--------書き起こしここから--------
5:06~
大事なのは、再分配の配慮を欠いていると足元を救われる可能性がありますよと。
小泉政権もそうなんですけど、全体として経済のパイが大きくなっても再分配の配慮を欠くと人間の怨嗟の声ってのは凄いんです。
実際これはジョン クイギンというオーストラリアの経済学者が(略)ゾンビ経済学という本で書いているんですけど、アメリカの1970年までの実質実効税率は高額所得者は90%だったんですね。そのあとレーガンとか出てきてどんどんどんどん金持ち減税して今37%くらいまで下がっちゃったんですよ。
そこで経済パフォーマンスを比べましょうと、70年と前と後どっちがよかったですか。というと70年代までの方がすごく経済パフォーマンスよかったんですよね。要は人間は格差が開き過ぎると貧乏な人はやる気なくすんですよ(略)ただ全く開かないってやるとこれはこれでまたやる気なくしちゃうんですよ。
(略)
三本目の矢は再分配なんですみたいなのにした方が政権長く続けられて戦後レジームも脱却できるんじゃないかと思ってます。
--------書き起こしここまで--------

私もこの意見に賛成です。
要は、新自由主義と新社会主義の中間に正解があるということです。
新自由主義だーなどという空虚なレッテル貼りによる批判は全く非生産的で、批判するなら、中身で議論しましょうということです。
そして、同時に所得再分配でどうやって経済全体を良くしていくのかという視点も大事ではないでしょうか。


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