トゥールミンの三角ロジック | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。


ちょっと経済ネタから離れます。

最近、三橋貴明氏のブログやわたしのブログ等のコメント欄で議論のようなことをする機会が多かったので、その議論について書きます。


議論やディベート等で、どのように議論すればいいのでしょうか?

まず、正しい議論の「形」を知ることが大切です。


まず、「主張」があります。 「~は~である。」

そしてそれを裏付けるデータ(証拠)

そしてデータと主張とを紐付ける(論拠)

この3つの組み合わせがあって、はじめて主張として成り立つのです。

これを、トゥールミンの三角ロジックといいます。
ディベートでは基本的な考え方です。

三角ロジック

この3つのどれが欠けても、議論としては不十分なのです。

たとえば、論拠が欠けている例
主張「増税すべきだ」
データ「社会保障費がこれだけ増えている(官庁からのデータの引用)」
論拠「???」
なぜ社会保障費が増えると増税したほうがいいのでしょう?
おそらく増税すると税収が増えるという思い込みがあるのでしょうが、本当にそうなのか妥当かどうか考慮されていません。

このように、論拠が欠けているとおかしな結論(主張)がまかり通ることになるのです。
マスコミその他で頻繁に繰り返される過ちです。

なぜ、データから主張(結論)が導き出せるのかが重要です。



トゥールミンロジックはもう少し複雑ですが、
この「三角」を意識するだけで、役に立つ真っ当な議論ができるようになるでしょう。


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