黒田氏がアジ開でどんな行動をとっていたのかは不明ですが
今までの金融政策に関する発言からすると黒田氏の日銀総裁候補については、おそらく問題ないでしょう。
今の「日銀」に求められているのは、日本の国債を買うことだけですから、それに積極的な黒田氏はいいと思います。
アジアに甘いからといって、彼が手のひら返しするとは考えにくいです。もし、そんなことをすれば、日銀法改正の流れになるのは火を見るより明らかだからです。
岩田氏も韓流ドラマのファンと言ってしまっているくらい、歴史認識はダメダメですが、金融政策についてはピカイチです。
問題はマスメディアがスルーしまくってる、日銀プロパーの中曽宏のほうですね。こっちのほうが非常に心配です。
白川同様、日銀のデフレ政策を継承する人物だとしたら、日本経済復活の大きな足かせになる虞が大きいです。
最悪なのは、中曽宏らの過半数が反対して、金融緩和そのものにブレーキをかけられることです。
御存知の通り、日銀は政策決定会合で総裁・副総裁・審議委員の多数決で決まります。総裁であっても一票を持っているにすぎません。
そして、事実上、中曽宏が過半数の鍵を握っています。
これこそが亡国の最大の懸念事項です。
次の日銀審議委員の交代は2年後の2015年ですから、その間、日銀がデフレ政策をやりたい放題になってしまいます。
日銀法改正したとしても、変えられるのは総裁くらいまででしょうし。
黒田氏や岩田氏が金融緩和にブレーキをかけるとは考えにくいので、あまり心配していません。
私は、黒田総裁候補や岩田副総裁候補は問題視していません。むしろ歓迎です。
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