「国の借金」という嘘 | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

「国の借金」が1千兆円云々というのは嘘です。
日本国全体では253兆円の対外純資産があり、黒字です。
偏向したマスコミでは一切報道されませんが、
日本は21年連続で世界一のお金持ち国なのです。
世界一、外国にお金を貸しているというという意味です。
ご存知でしたか?

いわゆる、「国の借金」の実際は、政府が国民に借金しているだけであり、外国から借金しているギリシャなどとは全く違う問題です。
ただしくは「政府の借金」ということです。
財務省が流す「一人あたり、○○○万円の借金」というのも完全に嘘。実際は国民が銀行や生保などを通じて政府に貸しているので、一人あたり、○○○万円の貯金という方が実態に合っています。

そのうえ、デフレなので、日本銀行が国債を買いとれば、事実上、政府の負債を減らすことができます。
こういうことを書くと「財政ファイナンスだ」「ハイパーインフレになる」という人もいますが、これも嘘宣伝です。
実際、アメリカの中央銀行はリーマンショック以降だけで、日本円にして70兆円以上も米国債を購入しています。ハイパーインフレになったでしょうか?国債の金利が高騰したでしょうかあ?実際は逆に国債の金利の2%を切るという超低金利に突入しています。インフレ率もひくいままです。
また、日本銀行が現在保有している国債も既に90兆円に積み上がっています。ハイパーインフレになったでしょうか?
このように、日銀が国債を買っただけでは、ハイパーインフレや金利高騰は起きません。

日本は、この額を増やせばいいのです。そうすれば、政府は金利を支払う必要がなくなります。デフレも退治できて一石二鳥です。
ただし、これには一つだけ問題があります。国債の価格が下落することです。
それをやって困るのは、現在、国債を大量に保有し、濡れ手に粟で大儲けしている銀行です。


大手銀5行:最終利益合算2.4兆円 リーマン前上回る
毎日新聞 2012年05月15日 20時58分

 大手銀行5グループの12年3月期連結決算が15日出そろい、最終利益の合算は計2兆4027億円の黒字で、リーマン・ショック前の08年3月期の1兆8663億円を上回る水準となった。中小企業金融円滑化法で企業倒産が減り、不良債権処理額が縮小したことに加え、国債売買益が大幅に増えたことが要因だ。ただ、貸し付けを軸にした本業の収益回復には依然課題も多く、13年3月期は企業業績の悪化から4グループが減益を予想している。【三沢耕平、窪田淳、竹地広憲】

 国内の資金需要が伸び悩む中、貸し付けによる資金利益は金利の低下もあって前期比微減の約4兆9880億円にとどまった。本業による収益が頭打ちとなる中、各行の収益をささえたのが国債などの債券売買益だ。

 欧州債務危機の影響で、比較的安全とされる日本国債や米国債が買われ、価格は上昇(金利は低下)。安い価格で購入した国債を売却すれば利益が出る構図で、12年3月期の債券損益は3グループで2桁を超える伸び率を示し、5グループ合算では前期比約2割増の6788億円。リーマン・ショック前の08年3月期の4.4倍にも上り、収益依存度の高まりを裏付けている。

http://mainichi.jp/select/news/20120516k0000m020066000c.html


財務省はその天下り先の利益のために、嘘を垂れ流しているのです。
経済評論家も、その多くは、銀行に飼われているので、国民の利益に反しても銀行の利益になることしか書けません。
お気をつけ下さい。

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