忘れもしない中2の冬。
趣味探しをしていたらあるものを見つけたのである。
「家庭菜園」である。
自分で野菜を育てて、それを食べる。
という行為に漠然とした憧れを抱いたのだ。
育てようとした野菜は
「○○レタス」みたいなやつであった。
あまり、冬に育てられる野菜はないのだが、
その「○○レタス」はちょうど冬のシーズンに育てる野菜だったのだ。
そして、ボクは家庭菜園に必要な道具を一式買い揃えて、趣味満喫ライフを始めた。
うちの中学校は給食でなくお弁当であった。
家庭菜園を始めたてのボクは張り切っており、友だちによく、「完成したら弁当に入れて持っていったるわ!」と言っていた。
しかし、その言葉通りになることはなかった。
ボクは2週間ほどで家庭菜園を辞めた。
理由は主に2つあった。
1つ目は朝寒いである。
そのレタスを入れた鉢をボクは部屋についているベランダに置いていた。
毎朝起きたらすぐにジョウロに入っている水をその鉢に入れてあげるのだ。
そのためにベランダに出ると、
まあ寒い。
ホントにカラダがおかしくなりそうだった。
2つ目は全然育たないことである。
ボクは「○○レタス」のタネが袋に入っているやつを買った。それの裏には成長時期などが詳しく載っていた。
そこには「1週間ほどで芽が出ます。」っぽいことが書いてあった。
しかし、出ない。
更に辛いことがあった。
余ったタネを使って母も庭でその「○○レタス」を育てていたのだが、そっちにはしっかりと芽が出ているのだ!
なぜだ!? 失敗か?
そう思ってしまったんですよね。
ここで途絶えた。
ボクは趣味を長々と続けることができるような性格ではなかったんですよね。
それでも、ブログだけは書き続けている。
でも、、
高校生で、「趣味はブログを書くことです。」っていうのはちょっと恥ずかしいな。