お久しぶりです!

古着屋type.Bです!


そろそろTシャツが気になり始める

今日この頃ですが、、

もう既に買いまくってる人は早過ぎです!笑

7月、8月買うものがなくなるか逆に沼にハマっちゃいますよ!!


そんなん勝手やろがい!って感じだと思うのですが月に数回古着屋に行くのがルーティーンの方はお気をつけてというのが僕の経験談です。


まぁ、人それぞれ自分の価値観で古着を楽しむのが一番なので野暮ですが、、


てな訳で今回はTシャツについて触れていこうと思います!


先ずは旧概念になりつつありますが、

いわゆるオールドTの境の90sと00sの見分け方についてです。


画像をそれぞれ用意しました、


00s


90s



ぱっと見ただけでは分からないと思うので、
ディテールで解説したいと思います。

(前提としてTシャツ限らずですが
正直年代別のブランドタグで調べても
分かると思うのですが、
それだとマイナーメーカーに対する応用が利かないし、復刻タグと間違えたりするので、、
もちろん年代別タグを調べる事で発見はあるのでそれも大事です。)

話しが逸れましたが、
先ずは裾と袖のステッチで見分けれます。

00s

ステッチが2本入ってるのが分かると思います。
これを"ダブルステッチ"と呼んどきます!
現行のTシャツもこの仕様が大半です!
(もちろん、例外はあります)

90s


ステッチが1本なのが分かると思います、
これが"シングルステッチ"と言われるディテールです。
(厳密にはステッチでは無いんですけどね)

ただ、
シングルステッチ=~90s
ダブルステッチ=00s~
とも確定しないです。

ていうのも現行でもあえてシングルで作っている物もあります。
(僕の感覚で言うとラルフは結構多いです)

後、ダブルでも90sはあります!
ざっくりいうと1996~2003くらいまではシングルからダブルへの移行期でこの間は両方存在します!
(シングルよりダブルのが耐久性が高く解れにくい為変わっていったと考えられています。)

ただ割合の話しでいくと古着屋、vintageショップにあるシングルは大概オールドTと思って間違いないです。(リサイクルショップは分かんなです)

裾だけダブルとかあるんですが
裾上げしたか解れたので縫い直したんじゃない?
が僕の個人的な見解です。

これがベースで、
問題は移行期のダブルで90sである見分け方ですが、、

・プリントデザインに年数が書いてある
・コピーライトの年数印字
等もあります。

『ただ中にはに仮想の年代でプリントデザインしちゃってる物。
後、これは結構許せ無いですがコピーライトごと偽装して無地のオールドT(タグも移植偽装してる)にプリントしちゃってる物もあるのが現実です(昔は出来なかったらしいですが今は出来るみたいです)。

(高額レアTは特にあるみたいです。マニアの方は多少高くても信頼出来る店でしか買わなかったり、プリントの質感とボディに対しての経年劣化具合の差異、プリントとボディメーカーが情報として確実かどうか等で対策されているみたいです。)』

暗めな余談をいれましたが、
当然これらが無いものもありますよね。

ただこれら以外は正直タグの年代別以外は確実というのは難しいです。
良く90s~00sという表記で紹介する古着屋さんが多いと思うのですがこれが原因です。

ただ、

00s

この様にプリントタグでダブルの場合はメーカー毎に覚えなくても大体00s~です。

後は、


これはシングルの物ですが
made in USAでダブルの場合は前述した移行期の物である可能性が高いです。
(因みにassemble in USAは00sである割合が非常に多いです、ごっちゃになりがちなので)

古着屋さんが90sと00sこだわる理由としては
90sはまだUSA製である割合が多いのも一つの要素として上げられると思います。
(Tシャツは特に、他にも要素は色々あるんですけどね。)

後は、
90sはサイズ表記にしては大きいとか、
首周りのステッチの仕様が粗いとか、
プリントの質感が違うとかありますが、
情報として弱いし、90sならではでもないし、割合としても微妙なのでこれら全てをトータルで考えて頂けたらなと思います。

まぁ書いてて思いましたけど移行期は年代タグのが早い気がしてきました。笑

今回は90s~00sでとりあえず終わろうと思います。次回は~80sで書きたいと思います!


最後にですが、、
冒頭付近で旧概念と書きましたが
これには理由がありまして、、

正直最近は00sでもデザイン、ジャンルのが大事という傾向が強いです。
着てかっこいいのが1番!というのは僕個人としてもそう思いますし、00sにしかないオリジナルのデザインもあるので。


後は00s例で上げたTもそうですがアート物でオールドTとなると価格がかなりするので
手が出しやすいレギュラー価格で買えるというのも魅力だと思います。


特にバンドTなんかもオリジナルだと買えないので復刻の00sでも全然アリ!って感じに既になっていると思います。(むしろそこですら需要が多く、高騰している傾向もあります。)

最終的にはTシャツ限らずですが個人のファッション性や感性、スタイルによるところが大きいかなと思います!
(もちろんオールドTにしかない良さもありますよ!)


今回は以上です!
最後までありがとうございます。