高級シャンプーと思ったのに。
先日、お風呂に入ったらシャンプーがなかった。
娘が、二階のお風呂に持っていってそのままらしい。
ま、そういう時は、大抵、せっけんで洗っちゃうのでいいのだが。
だいたい、髪の毛なんていつも洗ったまんまで、リンスもしなきゃドライヤーもしない。
そのまま寝て、それなりの長さはあれど、朝起きても、とかさないし整髪料もいらない。
つまりは、ねぐせがついてようが、ヘンに分け目がついてようが、そのまま出かけるのだ。
鏡も見ないので、どのくらい面白い事になってるかは本人には分からない。
結構、面白い日もあるらしい。
ま、お昼頃には大抵落ち着くしね。
高校生の頃、“ぷしゅ~” とか泡のヤツを髪を整えてたのは遠い昔のお話。
てなくらいなので、せっけんで洗っても十分なのだ。
しかしこの日は、少々洒落っ気が出たのか、せっけんではなく、お風呂場に
置いてある、オレオのシャンプーに目をつけたのだ。
人間のシャンプーは、安いヤツなら、2ドルとか3ドルからあるけど、
犬用は7ドルくらいするのだ。しかも、小さいのに。
これは、高級である。まぎれもなく、高級。
きっと、オレオみたいにツヤツヤな毛並みになることでしょう。
ちょっと拝借して使ってみると、う~ん、泡立ちが良い。
翌朝、もう起きたと同時に、頭がすんごくデッカクなってるのが分かった。おお~。
なんと言うか、こう、ボワ~ン、って感じ。
珍しく鏡を見ると、やはり、ボワ~ン。わはははは。こりゃいい。
面白いのでそのまま出かけたが、一日中、ボワ~ンな感覚が、とてもジャマだった。
オマケに、寝板でクルマの下にもぐった時、ボワ~ンな髪の毛が寝板の
キャスターに絡まってしまい、イタイイタイ。
転がせば髪が引っ張られるので、身動きできず、ヘンな力を込めて体重移動、
髪が絡まっているキャスターを浮かせて脱出。 そろそろと髪の毛を引っ張り出すってこれもイタイのだ。
やはり、犬用と人間用は違うのかなぁ。
でも、ノミとり効果もあるらしい。
