映画T-34 レジェンド・オブ・ウォー
我が県では上映館が無いので調べたら最も近いのが栃木県足利市のアシコタウンにあるユナイテッドシネマが目標だ。
近場のホームセンター(ケーヨーD2)にはよく配達に行っていたが、こんな場所があるのかは知らなかった。
実は日曜日に行こうと思っていたのだが月曜日はメンズデーでお安いので祝日であった昨日にした。
この映画、Youtubeなどでもかなり以前から見てはいたのだが、実に面白かった。
考証も「FURY」ほどではなかったが、チラシの「戦車アクション・エンターテーメント!!」には偽りが無い。
ストーリー自体はエンターテイメント性が高く、ガルパン(アニメだが)とFURYの丁度中間の出来栄えといった言ったところで、戦術的整合性はFURYの方が高いと感じた。
物語は1941年12月、モスクワまであと35kmのとある村(名前忘れた)の戦闘で相まみえたドイツとソ連の戦車将校の話といえる。
ドイツ陸軍戦車士官「イェーガー」 階級章から大尉である。
ソ連戦車士官「イヴシュキン」少尉という設定だ。
一枚ハッチのT-34に乗ってるはずが、頭上に見えるハッチが小型で丸形なのは内緒だ。
数奇な運命で1944年のドイツでヒトラーユーゲント(なぜ親衛隊?)の指導担当者となったイェーガーと捕虜となっているイヴシュキンが再開することから本題に入るわけだ。
いつの間にか「大佐」となったイェーガー
国防軍なのに何故ヒトラーユーゲント(SS第12機甲師団)の教育を?
身分を隠し問題のある捕虜としてとらわれている「イヴシュキン」
細かいところを忠実に再現したようだが気になったところ
ドイツIII号戦車の50mm砲弾の装填シーンだ。
弾頭形状および色、表記から榴弾であることは分かる。
完璧だ・・・しかし・・・
薬室に腔線(ライフリング)があるんだが・・・
これでは弾はこめられないな。
交差するIII号戦車とT-34の徹甲弾
でも、曳光があるんじゃなかったかな?
FURYはやりすぎだが全く無いのもさみしい限りだ。
重箱の隅をつつくのは某模型雑誌が詳しくやるんだろうなと思いつつ、久々に爽快な戦争映画を見させてもらった。
「独ソ戦を戦った全ての戦車兵に捧げる」
ドイツ、ソ連関係なくだ。
良い映画である。