90式戦車の新事実④教育準備
90式戦車教育にあたって教材等を準備しなくてはならない
基準LP(教育実施要領)やらなんやらである。
その中で、私が作成したチャートである。
現在だとパワーポイントなのだろうが、当時はそんなものはない。
A0サイズ(841×1189mm)の紙に描くのだ
この様な教材を作るために教育部隊(当時は第1教育団)ではレタリングなどの集合教育が行われていた。
一応、保全も留意し記述等を一般公開を可能な範囲にとどめてある。
まだ、量産車が出る前なので砲塔側面の76mm発煙弾発射機の形状が分からず推測で描いている。名称も「発射筒」になってしまっている。
不細工なキャンバスは無くなるだろうと判断し、描いていないが量産車にもしっかりあったのを見た時はがっかりした。
ここはまずいな・・という所は描いていない。
時間が無くて履帯が塗られていない。
確実な情報が無かったため寸法も怪しい
74式7.62mm車載機関銃は2型だろうと聞いていたが、量産車を受領した時に2型ではなかったので思わず質問したら「調達要求通りです」と言われた。