2016防衛技術シンポジウム(機動戦闘車)訂正編
【砲塔形状について訂正】
上から
試作車両(実車)
実用試験車両(模型)
量産予定車両(模型)
である
砲塔後部形状に騙されて「実用試験車両に似た形状に変更したようである。」と書いてしまったがこうして比べると、試作車をリファインした方がより近いと気づいた次第である。
老眼だな。
【サスペンションについて訂正と追加】
1)重量は従来サスに比べ軽い
2)衝撃は従来サスの2/3
3)コストは従来サスとほぼ変わらない
と記述したが、正しくは以下の通り
1)寸法は従来サスの1/3
2)重量は従来サスの1/2
3)コストは従来サスと同等
4)乗員負荷は2/3に低減
「従来サス」というのは使用されるコイルスプリングやトーションバー使用のサスペンションである。
どちらもバネにより発生する揺れを収めるためにダンパー(ショックアブソーバー)が必要だが油気圧サスペンションユニットは従来サスのダンパーに当たる装置自体のみがユニットであるので当然のことながらコイルやトーションバーという鋼製バネがなくなった分の寸法と重さが減るわけである。
油気圧サスペンションのバネは「ガス(多分窒素ガス)」である。