HEATは熱い? | 軍曹!時間だ!…

HEATは熱い?

とある調べ物をしている際にふと目に留まった過去写真

平成25年度防衛シンポジウムで撮影

3000K以上のメタルジェットで

装甲板を射抜く

 

「3000K」?「K」ってケルビンのことか?

色温度の単位であるのは知っているが何度なんだ?

と調べてみたら0ケルビン=絶対零度(約-273度)

3000K以上ということは約3000度ってことだ

 

つまり

約3000度のメタルジェットで

装甲板を射抜く

ってことだよね。

えーと、確かジェット先端の浸徹時温度は通常600~700度であり、時に900度近くまで達するというのは何かの文献で見たことあるけど、3000度?

メタルジェット自体の温度は3000度に達するという事で装甲板が熱せられる温度が700度前後という事なのだろうか?

3000度という事はメタルジェットのもととなる銅は蒸発する温度(鉄もだけど)なんだから「流体金属」ではなくて「気体金属(ガス)」だよな。

とすると「高温のガスで装甲板を溶かす」という表現もあながち間違いではないのか?

奥が深いな。