霞ヶ浦駐屯地開設63周年記念行事 | 軍曹!時間だ!…

霞ヶ浦駐屯地開設63周年記念行事

昨日のガルパンを観た勢いを借り霞ヶ浦駐屯地の記念行事に行ってきた。

正式名は

「霞ヶ浦駐屯地開設63周年及び関東補給処創立18周年記念行事」

長い。

例年だと5月第3日曜日という事なのだが、今年は6月にずれ込んだ。

昨年も行ったのだがブログ書いてないね(*´ω`*)

一昨年に初参加したときの記事が下です。

http://ameblo.jp/type60mbt/entry-11854235242.html

 

今回は正門ではなく北門(裏門)からサクッと進入できた。

例により、PX(ローソンに変わっていた)を覗いた後、資料館へ

展示物に特に変化はなかったようだが少し紹介

 

【地雷】

4種類の地雷を展示

左から

・指向性散弾(生産前見本)

・72式型演習対戦車地雷(A)

・演習対戦車地雷本体

パネル展示

・92式対戦車地雷

[指向性散弾]

指向性散弾はスウェーデンで開発されたFFV 013をライセンス生産している。

文字が白く消されているところには「地雷」と書いてある。

もともとは対人(対部隊)・対非装甲車両用の「指向性散弾地雷」の名称で採用されたが対人地雷禁止条約がらみで「地雷」の名称が消えたいわく付きの品である。

文字の記載されている方を敵に向けると自分がやられるので注意!

 

[72式型演習対戦車地雷(A)]

72式対戦車地雷の模造品

ゴム製で訓練に使用する。

実物は見たことないけどOD色だという。

 

[演習対戦車地雷本体]

j自信がないが、実際に踏ませるための演習用地雷だと思った。

OD色のキャップ部分に火工品を仕込んで踏んだら煙が出るようなものがあると聞いた覚えがある。

実際には見たことはない。

 

[92式対戦車地雷]

72式対戦車地雷の後継対戦車地雷である。

磁気及び振動で爆発するため戦車等に踏ませる必要がないので

72式よりも少なく敷設できる。

成形炸薬を利用した地雷であり車体底板を貫徹させる地雷だ。

写真は61式戦車のエンジン室下で作動した状況だな

ご覧のように戦車自体は微動だにしていない状態だ

 

【手榴弾】

画像は昨年のものだ

4個の手榴弾が全て「破片手榴弾」となっているが今年は変わっていた。

 

[破片手榴弾]および[演習手榴弾本体]

破片手榴弾には「M23A1破片手榴弾」と帯がついているが

「M26A1」の間違いだな。

「演習手榴弾本体」の方は信管が付いているのに「本体」?

謎である。

形状はMk2(マークツー)破片手榴弾

 

[訓練用手榴弾]

演習用手榴弾とどこが違うのか?

「色」である。

あおくぬってあるのだ。

右側手榴弾本体に信管をつけ他状態が左側になる。

信管は実物と同様の時間で作動するようになっており

音と煙が出る仕掛けになっている。

新隊員時代に誰しもが投げたことがある懐かしい手榴弾だ。

 

ちなみに自分は本物の手榴弾は1回しか投げたことがない。

形式はMk2破片手榴弾の方だ。

自分が投げた手榴弾の爆発状況を見るのは非常に危険だ

他人の投げたものも危険なのは変わりがない。

だから、なんだか「ただ投げただけ」というのが正直な感想だが爆薬を扱うよりも怖かったという事は内緒だ。