駒門駐屯地 創立53周年記念行事（11式装軌車回収車）

11式装軌車回収車

形式は「11CVR」

Rはリカバリーだけど、CVってなんだろう？

装軌車は通常「TV：Tracked　Vehicle」

なんだけど、Cはクローラー（履帯）かな？


90式戦車回収車は小山のような感じだったが

11式装軌車回収車はなんか小っちゃくて可愛い

これが90式戦車回収車

パッと見では違いが判らない(笑い）

車体後方はかなり違いがあり11式には大きなバスケットと

バスケット下には何やら変なものが。

車体後方左右に縦に伸びる油圧シリンダーがあるので

この下につける台座だね。

つまりクレーン作業時に前方ドーザ―ブレードとともに

アンカーとして使用するわけだ。

取り外してるのは多分、車幅制限に引っかかるからだろう。

と、思ったんだけど、構造的に付けられるようにはなって

いないので取り付けるんではなくて地面においてシリンダー

下部の球形部でおっぺすのだろう。

【側面】

サイドスカートには足かけ穴が沢山ついている

そこまで必要か？という気もする。

特に最前部は開けすぎぢゃまいか？

ひょっとして軽量化なのか？と勘繰りたくなる。

ただ、穴の位置は同じ位置にして部品の共通化を

図ったほうがいいのでは？と個人的に思う。

【後面】

10式戦車と同じエンジンを使っているわけだが

ピントルフック等が付いていたりするため

かなり異なる。

【ひみつ】

10式戦車は特殊装甲部分があるので車体前

端が楔型なのだが11式装軌車回収車はそん

な特殊な装甲部分は無いのでスパッと潔く

切っている。

車長用キューポラは10式戦車と同じ物の様

だキャビン右前に操縦用暗視装置の熱線映

像カメラが確認できる。
また、キャビン前方のラック左右にはレー

ザ検知器が装備されている。
後方には付いていなかったので正面180°

もしくは210°程度の検知範囲なのだろう。

【追記】

単なる張り忘れ