戦車射撃術(TANK GUNNERY)
以前、M1戦車のオペレーターズマニュアル(取扱説明書)が簡単に手に入ったことに味をしめ第二弾として以下の3冊を購入
この3冊を軸に戦車射撃の要領について説明していきたいと思う
M60,M60A1,M60A1(AOS)
AND
M48A5 TANKS
A4版 80頁 12ドル
「TANK GUNNRY」直訳だと「戦車砲術」になるんだけど「戦車射撃術」として訳します。
約80ページある内の30ページに射撃術が書かれており残りが各射撃訓練要領とチェックシートになっている。
M60/M60A1戦車と射撃統制装置が同じなM48A5戦車用である。
M60A1(AOS)の「(AOS)」って何だ?と思ったら
「Add-On Stabilization:アド・オン・スタビライゼーション」
訳すと「後付け安定(装置)」かな?
SIGHT PICTURE TRAINING
M48A5/M60/M60A1 TANK
A5版 122頁 5ドル
M48A5/M60/M60A1戦車用の照準訓練用のハンドブック
SIGHT PICTURE TRAINING
M1 TANK
A5版 100頁 5ドル
こちらはM1戦車用の照準訓練用のハンドブックである。
自衛隊の戦車射撃における照準要領は「戦車射撃」という教範に数ページ記載されているだけで各部隊ごとに工夫を凝らした戦車射撃用のハンドブックを使用している。
米軍はこのような教材が配布され徹底的に訓練していることは羨ましい限りである。
もっともこのような教材を作ろうとしても最近は秘密保全の絡みから難しいのだろうとは思う。