ギリシャ神話 水瓶座 ガニュメデス | type234のブログ

type234のブログ

思ったこと、感じたことをそのまま
真っ直ぐに伝えたい

( ̄ー+ ̄)キラーン

(1月21日〜2月19日生まれ)

いつものように、ゼウスはオリンポス山から下界を見ていました。

トロイアの山並みに目を移すと、とても美しい牧童がいます。ガニュメデスです。
「側におきたい!」ゼウスはオオワシとなり、急降下しました。

バサバサバサー!
身の回りが暗くなり、ガニュメデスは恐怖に襲われました。瞬間、彼の体はオオワシにつかまれ、宙に浮いています。もう何が何だか分かりません。オオワシはそんな少年を思い、その舌で優しく腕をなめています。

オリンポス山につくと、ゼウスは、ガニュメデスを少年のまま不老不死にしました。そして、神々の食卓で美酒(ネクタル)を注ぐ役目をあたえ、また愛人にもしました。

ガニュメデスの失踪に、たいそう両親は悲しみました。悲嘆にくれる両親を見たゼウスは、さすがに心を痛め、ヘルメースを呼びました。そして、風のように速く走る神馬(別伝ではヘーパイストスの作った黄金のブドウの木)を贈りました。

水瓶座は神々の食卓で美酒(ネクタル)を注ぐガニュメデスの姿だといわれています。両親がいつも少年を想い浮かべられるように、ゼウスが星座にしたと言われてます。