夢の番人
気がつけばうす闇のなかにたっている。
あたりは今日もざわついている。
振り返ると長い列。
あすか、突然声をかけられる。
「君の列はこっちだったろ」あすか、苦笑いで戸惑う。
「あっ、すみません。考え事をしてたんで」
カウンターの男、無表情で番号の確認をしてる。
「番号は?」
「はい、世田谷Sの36931…」
男、あすかの声を制止するようなポーズで
「OK、OK間違いないね」
男、カウンターの下からチケットを取り出してちぎる。
「君は今日二時間十六分五十三秒のお話しだから、3番ホームの恋人車両、そして席はここです」
あすか、チケットを受け取り何げなくカウンターの上を見る。
そこには夢の番人と表記してある。
シナリオにするとこんなもんですかね。
アルバム「Red Hill」より


