住まいのある自治体の公立小中学校は、有り難いことに完全給食です。
さらに有り難いことに、毎月早々に栄養士さんが単品ごとの炭水化物量を提示してくださいます。

いまの中学校の栄養士さんからは、いつもお世話になっています、とメッセージ付きで。
(お世話になっているのはこちらの方です)
小学校の栄養士さんは、カーボカウントについて、「学生時代には習わなかった新しい手法を学ぶ機会をいただき、ありがとうございました」とまで言ってくださいました。

1型少年とそのハハを取り巻く環境には、本当に恵まれていると思っています。


さてその給食、1型少年が中学校入学のときに、小学校と中学校とでは1人分の量が増える分よくわからない… と言うので、毎日毎日献立表からメニュー毎の量を計算して書いたものを持たせていました。
ごはんはともかく、おかずはだいたい盛り付けておけばそうズレないのだけど… と思いつつ、彼の不安が少しでも解消できるのなら、と続けてきました。

1学期の終わり、もうそろそろ良くない? と持ち掛けてみたものの、一応書いておいて、と。
2学期も半ばに差し掛かり、そろそろ? と再び振ってみると、


「もう量ってないけど」

「ていうか、ごはんも適当によそってるけど」


…早く言ってくれ。


ごはんも目分量でわかる、というスキルは将来のために役立つし必要なことではあるけれど、毎日のことだし午後は部活もあるんだからごはんだけは量ったらー と言ってはみたものの、無精者の1型少年のこと、二度と量らないだろうね。

それでうまくいっているのだから、ま、いっか。