〇八(卯)式装甲兵車は皇国陸戦軍が運用する装甲人員輸送車(APC)である。
◆開発経緯
陸戦軍において、長らく兵員の移動は騎馬を除くと徒歩が主流だった(五〇式装甲兵車などは配備数が限定的であった)。
この状況を改め、部隊全体の機動力と生存性を向上させるべく、量産型の装甲人員輸送車として開発されたのが本車両である。
◆構造
1)武装と乗員
↑手前が対戦車誘導弾を搭載する乙型、奥が甲型
↑乙型
前面に7.7mm機銃を装備している。
加えて、甲型は車体上部にも7.7mm機銃を、乙型は車体後部に対戦車誘導弾2発を装備している。
固有乗員は車長と操縦手兼前面機銃手の2名である。車長は車両の指揮をするほか、甲型では上部機銃、乙型では対戦車誘導弾の操作も行う。
対戦車誘導弾は有線式である。
一般的に装甲人員輸送車は機銃程度の武装のことが多い。しかし、本車両は編制上歩兵部隊に配備され、常に味方戦車の援護を受けることができない。このため、敵戦車との不意の遭遇に対処すべく誘導弾搭載型(乙型)が開発されたのである。
2)兵員区画
完全武装の歩兵が6名乗車することができる。これは、陸戦軍の歩兵小隊が、最大6名で構成されるためである。
歩兵は向かい合わせに座る。車内には銃を収納できる。
↑車内の構造。左手前の灰色の区画は発動機(エンジン)。
3)その他
発動機は車体左側の中位に配置されている。
サスペンションを有する。
◆運用
第1戦団(海薙市)の独立装甲第1連隊に配備されている。同連隊は近年新設された装甲化歩兵部隊であり、機動力と堅牢性を有することから、対外的な介入にも投入される。
↑戦車に随伴する本車両
↑兵員が下車する様子
◆実戦
・第1次アニマルラント治安作戦
↑治安作戦に投入された本車両。2枚目では対戦車誘導弾を搭載していない。
■あとがき■
前から作ってみたかった戦後型のAPCです。
箱型で前面が傾斜+機銃というスタイルで、60式装甲車を参考にしています。対戦車誘導弾搭載についても、60式装甲車で試験されたのを参考にしました。
ビルドにおいては、おおむねこれまでの作品と同じ技法を使っています。転輪・サスペンションも五〇式装甲車や〇三(庚)式中戦車と同じものです。
車内は、編制上の都合から歩兵6名が乗車するスペースを確保しています。
久しぶりにAFVを量産しました。編制もリアルになりますし、絵面もはやりよいですね。
おわり










