2025年4月19-20日、台湾のレゴイベント「樂豐祭BRICK PARTY」に参加してきましたので、レポートです。
まず、この場ではありますが、主催チームの皆様と、私たちを暖かく迎えてくださった台湾の皆様にお礼申し上げます。
我們要感謝所有參與組織活動的人,以及熱情歡迎我們的台灣人民。
以下、当日の展示のほか、現地のビルダーさんとの交流や旅行的な面についても書いていきたいと思います。(展示の写真は全員分ではありません、ご容赦ください)
〜参加まで〜
3月中旬にSNS上で参加呼びかけがありました。前々から台湾のイベントには行きたいと思っていたので、行くことを決定。さらにPunikovも来ました。
日程は2泊3日でセット、現地滞在を長くするために深夜便を活用するハードスケジュールです。
なお、イベント前日は新竹を観光後、Punikovと台中で集合し、高雄を巡りました。
莒光号、高鐵、高雄LRTなどを乗り鉄し、台鉄弁当も食し、高雄のレゴストアも行けて満足でした。
↑莒光号
↑高雄のレゴストアが入っているビル
〜会場〜
会場は台中市豐原區豐原國民國小です。
台中市は台湾第2とされる大都市です。会場のある豐原区は旧台中県の県都で、歴史ある町。台中在住のビルダーさん曰く、「台中(中心部)が京都であれば、隣接する豐原は奈良にあたる」とのこと。
アクセスは台鉄・豐原駅から徒歩で5分程度。豐原駅は自強号(特急列車)も停車します。
〜参加者とコミュニケーション〜
↑会場の様子(2日目朝)
参加者は数十人。地元・台中ほか台北、高雄など各地から参加されていました。
台湾以外からは香港2名、日本2名(Punikovと僕)。
会話は英語が主ですが、台湾のビルダーさんで日本語が上手な方が数名いらっしゃったので、助けていただきました。また、必要に応じ、翻訳アプリも活用しました。
Korea Brick Party 2024のときは韓国語が上手なころころ君が居て頼もしかった一方、今回は日本人2人とも中国語がわからない状況で、不安もありましたが、何とかなりました。
通訳してくれたり、自分の(片言)英語を汲んでくれたりした皆様に感謝です。
ちなみに、香港の方に、台湾の人と話できるのか尋ねたところ、わかったりわからなかったり、と仰っていました。文章は同じだそうです。
↑現地で展示する際に用いたポップ(よく見ると句読点の位置が日本語ですね)
また、日本のレゴビルダー間の交流はX(旧Twitter)が主ですが、台湾はInstagramとFacebookが多いようです。
〜気候〜
南国とあって日も高く、とても暑かったです。
最高気温は30度に迫る勢いで、半袖です。(まあ、この週末は日本もかなり暑かったようですが。)
ただ、クーラー下はかなり涼しいので、寒いの苦手な人は、羽織物が手放せないかなと思いました。
〜当日の様子①〜
<建物系>
ハイクオリティな作品が揃っており、目を瞠るものがありました。内装までちゃんと作られている作品が多かったです。
<ロボット系>
ロボットも展示数が多く、かなり人気題材であると感じました。今年はレゴ社も協賛?のもとロボットのコンペが行われたと教えてもらいました。
<ミリタリー系>
かわいいヒューイ。
ミリタリー作品を展示されている方は少なかったですが、今回参加されている方がほかにもいるとのことでした。
〜自分たちの展示〜
60x180机が2卓L字の配置。
新幹線・高鉄・Punikov列車砲を留置し、さらにその横にPunikovミリタリー、僕のミニジオラマという配置にしました。
事前に主催者様とHong-Kong Brick Railのトレインビルダーと相談させていただき、留置線を走行線に接続、香港チームと我々の展示で走行線を共用する方式をすることができました。
〜食事など〜
お昼は両日とも台湾のお弁当(飯包)をいただきました。
1日目の夜は地元の客家料理屋さんに連れて行っていただきました。たくさんの料理が出てきましたが、どれもこれも美味しかったです。
また、タピオカミルクティーなどオススメの飲み物もいただきました。
更に、1日目の夜は夜市にも連れていっていただきました。22時台でも沢山の人がごった返して、皆が楽しそうに屋台で買ったものを食べ歩きする様に圧倒されました。
〜当日の様子②〜
<トレイン系>
香港のビルダーさんは日本形を持ち込まれていました。
どれもハイクオリティ・長編成で圧倒的なものがあります。
なお鉄道系はやはり人気があり、子供を中心に来られた方の注目を集めていました。
ちなみになるべく純正パーツを使おうということで、大曲線は純正曲線と直線を組み合わせて作っています。中央の両渡線も純正なので左側通行で統一しました。
トレイン題材では台湾のビルダーさんも1名参加され、地元の車両を中心に静態展示されていました。ハイクオリティかつ両数も多く、注目を集めていました。
<動物系>
動物をリアルに再現したり、かわいく表現したりする作品も多かったです。
<その他のジャンル>
バイオニクルも愛好者がいるとのことです。
超オールドレゴまで
~ポストカード~
台湾のビルダーさんにいただいたポストカードなど
日本だと名刺が多数派ですが、こちらはポストカードが主流?
文化の違いが面白いですね。
~帰り~
帰りも莒光号
~まとめ~
初対面の方がほとんどでありながら、最後には皆様と仲良くなれました。日本人の私たちを歓迎してくださった台湾の皆様に大変感謝です。ありがとうございました!