【設定】
◆概要
〇六(丁)式装甲自動車は皇国海防軍が保有する装甲自動車である。
◆開発
↑手前の車両が本車両、奥が五〇式装甲自動車
海防軍は、その地上戦部門として陸戦隊を保有している。陸戦隊は一定程度機械化されており、かねてより五〇式装甲自動車(以下「旧型車」)を主力としていた。しかし、この旧型車は開発から年月が経ち、更新が必要となったため、後継となる装甲自動車の開発が計画された。
新型車は、旧型車の基本設計を踏襲することとされ、政府専用車にも用いられている自動車を改造して開発された。
◆武装
↑市街地で歩兵と陣地を構築した本車両(旧砲塔)
↑車列を組んで前進する本車両
車体後方備えられた砲塔(銃塔)は7.7mm機銃2丁装備している。全周旋回が可能となっており、機銃は砲塔後部に装着することも可能。
なお、初期型のみ機銃の根元の形状が異なり、旧砲塔と呼ばれている。
また、砲塔上面には対空銃架を備えており、対空用に機銃を装着することができる。
砲塔上面には出入り用ハッチと、夜間戦闘を念頭に探照灯を備える。
◆車体
↑検問を行う車両(旧砲塔)
全周が装甲に覆われているが、一般的な戦車に比べると薄いものであり、銃弾を防ぐ程度である。
車体後面及び側面両側に乗降ドアを有する。
◆運用
陸戦隊の装甲車隊に配備され、数少ない装甲戦力として重宝されている。現状は完全に旧型車を置き換えておらず、混用のうえ運用されているようである。
↑警備陣地に配置されている本車両(上の写真は旧砲塔)
【あとがき】
ビッカース・クロスレイM25を参考にした装甲車は過去にも作っていましたが(記事本文中にも出てきた五〇式装甲自動車)、これを大元にして、2024年なりのパーツ・技術でリメイクしたものになります。
基本的にホイールベースやサイズ感以外は刷新しています。
↑裏
先頭部分には古いクラシックカー用のパーツを使用しています。
タイヤも、古い雰囲気のタイヤを使用しています。また、車体との間に1プレート挟むことで、車輪と車体の間に程よい隙間を設けています。
↑内部
↑ドア等の開閉
運転席にはミニフィグ1名が着席できます。また、左右のドアも開閉。運転席まわりは直線的・リジットな感じにしています。
↑砲塔基部
↑横から
対して砲塔(銃塔)・後輪まわりは曲線的なデザインとしています。
砲塔は3面45度スロープを組み合わせてお椀型を表現。砲塔上部の探照灯はバケツパーツを見立てています。
砲塔下の戦闘室部分はカーブスロープを横組みして丸みのあるデザインです。
また、フェンダーも丸みのあるパーツを使い、往年の自動車らしさを表現しています。
↑うしろ
最後尾は大型ドアになっています。角度がついた後部装甲がそのまま開閉できて良い感じ。
予備タイヤも装備。
上の写真右は、原型になったという設定の自動車ですが、実際の作品としては装甲車が先でこっちが後です。こちらも別途記事で紹介したいですね。
おわり