格納庫です。
もともと海老ブリ2022(飛行場)むけに制作したものです。
最近、テクニックパーツで桁を作ったり、細部を簡略化したりしたので、正式に紹介いたします。
内部床面積は、奥行16ポッチ × 幅42ポッチ1プレートです。
高さは、16ポッチ(改修前)→15ポッチ弱(改修後)(約12ブロック分)です。
双発輸送機も入ります。
時代の設定は特にないので、ジェット機とか入れても似合うと思います。
個人的には番号を入れたのがよかったかなと。
それ以外は簡素ですが、むしろ、背景としては丁度いいんじゃないかと思っています。大きい小物なのです。
さて、内部構造ですが、制作時の目標として、他の倉庫や橋と同様に、
・分解してコンパクトな収納・運搬が可能
・シンプルな組み立てが可能
であることをを重視しました。
↑重ねるとこんな感じ。
全体としては、
①側壁、②妻面、③屋根(基礎板)、④後壁
の4ユニットと、それらを支え、繋げる
⑤桁、⑥梁、○各部の接続用パーツ
から構成されています。
”面”を組み合わせた形状の今作では、桁と梁が安定に役立っています。
⑤桁
新たに追加したもので、テクニック構成です。これによって強度が確保されました。これがないと、横からの力で、格納庫は一瞬で倒壊します。
基本は1つですが、下向きに2個目をつけたらもっと強度が確保できます。
⑥梁
(頂上部(棟)の白い渡しがそれ)
前後方向に力がかかることはなあまりないですが、屋根同士を接続して安定させるのが梁です。
また、棟の隙間埋めにもなっています
①側壁
ロードプレートをほぼそのままです。収納するときは後壁とともに3長ペグで固定します。
②妻面
大スロープを片側4個つかって、シンプルに使っています。
番号「1」「2」と、採光窓を設けています。
左右分割式なので、1x2プレートなどで接続して使います。分解するときは重ねることができます。
スロープとパネル系は中が空洞ですが、それでも、妻面は最も重いユニットなので、側壁や梁で支えてるって感じです。
↑妻面の支えパーツ。改修前はこれだけで屋根を支えていたので脆かったのです。
③屋根
白の基礎板です。軽くて扱い易いので屋根にもちょうどいいです。
無固定ゆえ、内部に物を配置するときは、外して作業が出来、便利です。
あるいは、片方の屋根を外した状態での展示というのもアリかなと思います。
④後壁
後の壁は自立に関与していないユニットです。これを外して2庫を直列に並べることができます。
後壁を外し、2つ並べて鉄道車庫にしてみました。
ちょっと高さ制限があるので、電車を入れるときは、屋根の固定位置を上げる等の工夫が要ると思いますが、そんなに苦じゃないでしょう。
横は4~5線入りそうです。
長さ64ポッチなので、拙作であればちょうど2両編成が入る大きさです。
このほか、横断歩道のプレートを組み合わせて、格納庫の扉として表現することもできます。
大ぶりな格納庫は、飛行機を映えさせてくれます。今後も展示で活躍してくれそうです。