こんにちは、ぬぬつきです。
今回は、今まで製作した倉庫についてのご紹介です。倉庫はそれなりの存在感があり、貨車・船舶と組み合わせやすく、鉄道レイアウト(特に港湾関係)に用いるのにはぴったりです。それでいて、外見はシンプルですから、ビルや御屋敷のように高度な装飾技術を余り必要としません。なので、建物を作るのが苦手な僕でも作りやすいです。
僕は今まで3種類6棟の倉庫を製作しています。以下に見ていきましょう。
①赤レンガ倉庫(初代)
この倉庫は、2019年1月の船オフ4の鉄道島に向けて制作したものです。港町らしい倉庫が欲しいということで。
大量にある赤色の基本ブロックを中心に、濃赤のパーツを混ぜることで、低価格ながらそれらしい見た目にしています。窓があったり屋根にウェッジプレートを使っていたりと、全体として丁寧な作りになっています。
②灰色倉庫

写真右の倉庫
今年8月の船オフ5.5むけに、オフ会の前夜に作った倉庫です。
側面は城壁パーツを使用し工数を減らしています。屋根についても、角度を直角にすることでシンプルに組めるようにしています。同時に、屋根は置くだけ方式であり、ちょっとしたことでズレるという欠点がありました。

※写っているディーゼル機関車はLyon氏の作品。……というか、倉庫を中心に据えて撮った写真がありませんでした(笑)
③赤レンガ倉庫(2代)
2020年秋の函館・海老名の両イベント用に制作したものです。特に函館のカネモリトレインフェスティバルは会場そのものが赤レンガ倉庫なので、それを模した倉庫はレイアウトに置きたかったのです。
四面+屋根に分割が可能になっており、高い輸送性と容易な組立を実現。
①赤レンガ倉庫(初代)を手本に、赤色+濃赤色の配色としています。側面の凹凸を省くことでコストを下げています。
屋根についてはヒンジでの角度付けですが、両端をブロック+スロープとすることで、隙間埋めの手間を省いています(初代倉庫との違い)。こちらも屋根は置くだけ方式ですが、②灰色倉庫の反省から支えのパーツを設けています。
・総括
以上3つを俯瞰すると、見た目と生産性の両立でいろいろと工夫をしていることがわかります。③赤レンガ倉庫(2代)についてもまだまだ改良余地はありますので、今後も色々と手を加えたいと思っています。
おわり
◆◆◆2021-01-13追記◆◆◆
④格納庫
海老名BCの軍港ジオラマに向けて製作した簡易的な格納庫です。全体を白パーツで構成し、屋根は簡便な直角構成。輸送のための分解も可能です。
梁に直線レールを使用し剛性を保っていること、屋根がずれないようストッパーがあることは、上記3作との違いです。
◆◆◆2022-02-23追記◆◆◆
⑤赤レンガ倉庫(3代)
こちらも船オフ用に製作したもの。従来作と同じく簡便さを重視しています。
直角構造でシンプルな屋根はガイドに合わせて載せるだけ。
もちろん分解できます。