こんにちは、ぬぬつきです。

今回ご紹介するのは、去年(2019年)製作したJR西日本の287系電車です。

普段は戦前風の架空鉄道を作っている僕にしては珍しい、現代の再現車両になります。

 

大曲線を快走。ライトが点灯しているのがわかります。長津田にて。

 

 

1.製作

11月9日の京都伏見レゴ展示会(Twitter検索→#191109伏見レゴ展示)に向けて作りました。

同年7月にチケ氏と特急「まいづる」に乗った思い出の電車であることに加え、なによりJR西日本の清楚な白い特急が好きなのが理由です。加えて、白パーツは入手性が良いですから、コストも抑えられると考えました。

 

 

2.構造

上写真:手前から「クモハ287形」「モハ286形」「クモハ286形」

スケールは7幅x36長です。いわゆる「7幅ショート」(…といっても作例はこの1編成のみですが)。

 

 

3両編成です。この、赤色の線(北近畿色)の3両編成のものは、主に「まいづる」として実際に走っています。4両編成の「きのさき」などとは違い、グリーン車の無い「付属編成」と呼ばれるものです。

 

 

 

前面の丸みや運転台の形状など、ほどよく再現できたなと思います。また、床下機器や前面のスカートなどもうまく出来たと思います。

 

電車の製作は初めて(普段は客車or貨車)だったのでパンタグラフを作るのに苦戦しました。

 

 

側面には文字ブロックで「JR」「287」などの文字を表現。白い車体のなせる業ですね。

 

 

簡易的なものですが座席も作ってあります。

 

 

初めてPFを実装した車両で、電池ボックスは単3用、動力はトレインモーターです。前照灯も付きます。

当初はクモハ287形(1両目)にモーターを入れていましたが、改良してモハ286形(2両目)に移動させています。

 

 

 

3.その他

・7幅車体を作るにあたり、3x4のミニフィグスタンドを大量に使用しました。一時期、お台場のPick a Brickにあったものです。

・それまでは単体の貨車・客車および機関車の製作で、この作品がはじめての「編成モノ」なのですが、パーツの消費量が多く大変でした。

 

 

 

「ポイント自動切り替え器」をテストした際の動画からのキャプチャです。

 

 

4.今後

京都・尼崎といった、実車が活躍している関西方面のオフ会にもっていきました。今後も、京都や大阪でレゴオフがあれば持っていくかもです。

また、帯の色をダークターコイズに変更すれば南紀用(「くろしお」)や、奈良用(「まほろば」)になりますから、そういう楽しみ方もできますね。

先日すこし触れましたが、本型式の設計を応用した385系(サンライズエクスプレス)も設計中です。

 

 

伏見展示会にて。拙作287系、エースさんの207系、たるごさんの103系…と、京都駅っぽい情景です。

 

同じく伏見より1枚。キハ40形は、たるご氏の作品です。電化の終点である城崎温泉駅ならこの2車両が顔を合わせることが実際にあるかも…?

 

 

尼崎・キムシティオフにて

 

 

 

なにかとお気に入りです。はやり特急はかっこいいですね。

 

おわり