前回にFF14での吟遊詩人のイメージはアルチュール・ランボーだと書きましたが…
ではランボーの作品を知ってるのか?と聞かれたら… ゴメン、知らないわぁ…
まぁ、TVCMの影響で名前だけは知ってる程度なのですが、ビジュアルの印象がやたら強かった!
(同じTVCMシリーズに取り上げられた建築家アントニオ・ガウディーさんはいろいろ調べました。これらのCM動画は今でもYouTubeで観れます)
調べるとランボーはもう一人の詩人で友人(愛人?)のポール・ヴェルレーヌと一時期一緒に放浪しています。
このヴェルレーヌの作品の一節に「巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る」というのがあるんです…
あれ? これは知ってるぞ!
古いガンダムファンなら知っている機動新世紀ガンダムX 第9話のサブタイトル「巷に雨の降るごとく」の元ネタだったんかい!
そういえば確かに作中のセリフで
「巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る。 ランボーの詩だったか…」
「・・・いや、ヴェルレーヌだ…」
というのがあるんです。
当時はランボー? あのムキムキでマッチョな危ない人?(それはジョン・ランボーだ!)程度でしかなかったなぁ…
(日本のロボットアニメで文学的な言葉が出てくるなんて思わなかったもんね)
まさかFF14からガンダムに繋がるとは意外な展開…
サブキャラでの吟遊詩人…いや狩人にしか見えないって!
あまり文学的な事には疎い自分ですが、日本の童謡詩人なら一人だけ知ってますよ…
「みんなちがって、みんないい」の一節でも有名な金子みすゞです。
後世に天才や英雄と呼ばれる人達って、なんでみんな悲運なんだろう…