3月末から歩けなくなるかもってくらい、足が痺れ、疼き、痛くて、
これから先の人生を悲観的に考えざるを得ない日々を送りました。
私は、癌になって、仕事をドロップアウトしました。
その喪失感は、想像以上でした。
適応障害で入院し、退院後も、鬱っぽい日々を送っていました。
やはり、仕事が私の生きがいだったし、
それがなくなってしまうと、どうしていいのかわからず、
定年後のオヤジの気持ちがいたほどわかります。(苦笑)
また前のように輝いていたいと、
就活して、採用され、一生懸命働きました。
働くことは、とても楽しかったんだけど、
前のように、仕事ができない自分、
すぐに疲れてしまう自分・・・
そんな自分でも、
会社の期待値はどんどん上がり、4月から管理職に、
というありがたいお話もいただいていました。
3月末からのアクシデント?いや後遺症の悪化?で、やっとわかりました、もう元には戻れないのだということ。
気持ちだけは、前と変わらないけれど、
体は、もう、抗がん剤によって、脳みそも体も壊され、
復活していないんだと実感しました。
さて、どうやって、気持ちを整理するのか?
それができなくて、それから逃げて、
就活して、働きだした。
そして、またドロップアウト。
もう逃げるわけにはいかないのです。
働けないのだから。。。
真から、心から、芯から、深から???
今が充分に足りているということ、
幸せだということ、
今に満足できる自分であると思うこと。。
そして、今、なんとなく、
「これでいいのです。
今のままで、ときが経つことが幸せ」
と感じることができるようになりました。
自分ができないことから逃げ、
頑張ってはいけないと命じ、
小さなことでもありがたいと、感じて生きています。
今、人の手を借りず、歩けること、
私には、これだけで充分ありがたいのです。。。