振り返り・・・告知まで | いつかハイヒールで歩きたい

いつかハイヒールで歩きたい

抗がん剤による末梢神経障害で、手足のしびれと付き合う日々。
今は、走れない、踏ん張れない、鈍い感覚でUGGとスニーカーがお友達☺
いつか前のようにハイヒールで颯爽と歩ける日を夢見てます。

実は、昨年の秋、夫が、「乳癌じゃない?」と言った。


夫が私のおっぱい触りもしないで、ジョーダン言うなよ~って思っていた。


私は、まず、自分のおっぱいなんて、触ることなかったし、


夫に言われても、「何言ってんの?」くらいにしか受け止めていなかった。


なぜか、2月になって、ふと思い出したのだ。夫の言ったことを・・・


で、触ってみた。


右にはないしこりらしいものが、確かにある。


「まさか・・・」という思いもあり、毎日触ってみる。


数日後、予約を取った。


診察日までは、ストレスためつつ、気にしている時間も


毎日忙しすぎて、気にしていなかったように、思う。


3月5日  エコー、触診


先生・・・ひたすら、「怪しいね~、うーん、これは怪しい~」


何度もそれを繰り返し言っていた。


私・・・先生、怪しいってことは、癌ってことですか?


先生・・・ぼくは、乳腺外科の専門医、確定するための裏付けがないから、

     この言葉で、察してよ。


その日に、マンモ、血液検査、4日後に組織針をすることに


ネットで、みると、細胞針をせずに、組織診てことは、


先生の中では「確定」なんだと思った。




子供、夫に話す。


みんな、愕然とした。


それは、やっと、夫が丸6年目が過ぎ、安心できたところに、


今度は、わたし。


子供からすれば、父の次は、母ですか!?むかっ


子供には、申し訳なく思った。


こんな若い歳で、両親の病気をずっと気に掛けなければならない。


夫に対しても、大きいストレスをかけることになる。


それでなくても、自分の癌、そして、仕事でもストレス山積しているのに。


これで、また具合悪くなるんじゃないか。。。


わたしは、常に、みんなに言っていた。


「心配しなくて大丈夫。」


私自身も、自分の病気より、夫子供のことが、心配だった。


なぜか、「申し訳ない」それが頭の中をぐるぐる回っていた。