今日ものどかだぁ。空は大きな薄雲の薄い布をふわっと被せられているようだ。
箱根にいるときに思ったことだが、やっぱり空が一番の芸術だ。
二度と同じものはない。人間よりもすごい。
箱根にいるときは、銀色の空も見たし、紫の空も見た。ピンクの朝焼けも。
仕事をやめて、経堂にいるときに思った。
東京は、いろんな物がたくさんあって、いろんなお店やいろんな見せ物がある。
でも、行かないな。そんなにも。
お金があったら行くのかもしれないけど、ないし、どうしてもみたいものや欲しいものがあったら行くけど、あんまりないんだなって気がついた。
ずっと家にいた。2、3日旅にでも行こうかとも思ったけど、こんな状況でゆっくりとじっくりとなんて、楽しめないからやめた。
毎日、インターネットで尊敬する方のお話を聞いたり、お笑いを見ていたりした。本読んだり、面接行ったり、スーツ着たり、部屋の整理したり。
ラーメン屋にも行かなかった。
1日1食で十分だった。たまに肉が食べたくなった時には、スーパーに行って400g580円の味付けされた牛肉を食べた。
400gも安いお肉を食べると、気持ち悪くなって、しばらくはもういいと思うようになる。
その中でも、カラバッジョの絵は、本当に良かった。
上野で、UAのラジオの公開収録に行ったついでだった。
UAも良かったよ。でも、カラバッジョの方が、何倍も心に迫るものがあった。
東京で、また食べたいものは何ですかー?と聞かれた時に、思い浮かぶものって、浜松屋さんのうな重ぐらいで、他には、何を食べたんだろう。
うな重だって、他でも食べさせてもらったこともあるのに、浜松屋さんのうな重しか味も思い出せない。
誰かと食べて楽しかったりしたことは覚えているけど、強いてまたこれを食べたいと思うものもない。
お父さんが作ってくれたいくらのしょうゆ漬けと、母の春巻きと、福井で食べた生牡蠣と、北海道で食べたうに丼ぐらいだ。
何が言いたいかというと、今の私は、日本であればどこも変わらないのかなぁと思うようになった。
現に、長岡に来て、経堂にいるときと何も変わらないのだ。
電車の音が、鳥のさえずりになって、良くなったように思う。
でも、ムカーーーシ、青山から長野の湯田中に行った時は、ヒジョーーーにきつかった。
まー、無理だった。
何もなくて、不便すぎて、何もやることがなくて、石川から原付を送ってもらって3万円ぐらいしたかな。携帯電話の電波もままならなくて、お金もたまらなくて、ストレスでぶくぶく太った。
そのあと、湯田中から箱根に行ったけど、そこでも苦労した。だからよく、原付で強羅から、東京まで遊びに行ってまた山に帰るという生活で私の心は息をしていた。
流ときは鎌倉、湘南、江の島、小田原、いろいろ。
まー、足りなかったね。何かが足りなかった。10年ぐらい前だ。
でも、今は、とっても足りている。
やりたいことも多い。そのうち行きたいところもある。
そのうち、音楽食堂と言って、長岡にライブを見れる場所があって、何とそこには遠藤ミチロウさんも来るそうで、楽しみなんです。
元スターリンで、元ブランキーの中村達也さんスターリンでやっていた時もあって、とても興味があったんですけど、東京にいるといつでもいけると思っていかないのです。
けど、これだけ何もないと、それもすごく楽しみになるのです。
竹原ピストルさんも興味があります。
先日、ビハインドザコーブという反捕鯨団体の実態を公開した映画を見に行ったのですが、同時に遠藤ミチロウ監督の自分のドキュメンタリー映画もやっていたのです。
「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」
という、強烈な題名の映画で、もちろん見ました。
私は、自分でも長年謎だった何でだろうと思うことが、1つほどけたような気がしました。
何だって、私は、こういう音楽や芸術に憧れたり引かれたりするんだろうと思っていました。
遠藤ミチロウさんの家庭も、ごく一般的な家庭で両親もいて、普通に暮らしていて、何ら問題もない家庭だったそうなんです。今も、そうなんです。
で、フィルム内でミチロウさんが言っていた言葉がカギでした。
「偽善という言葉があるでしょ?僕がやっているのって『偽悪』なんです」
ハーーーーっとしました。だから、惹かれるのだと気がつきました。
偽悪って、本当は善だからなんだって。
私にとっては、バクチクだってそうだ。自分でも不思議すぎた。
なぜに、11歳からバクチクなんだって。
ジュンスカとかリンドバーグとか、プリプリとか、ユニコーンとか、なんか、いっぱいバンドがある中で、なぜにバクチクなのかが、私にもこんなにはっきりとはわからなかった。
でも、この偽悪って言葉のおかげですっとしました。
かっこつけてもないし、かっこよく見えるだけで、でも、ドラムとかベースは、そんなにもかっこよくないし。
「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」のオープニングが、たまらなく、忘れられません。
モノクロで撮影されていて、月が満月で、どこかの駐車場みたいなところで、大勢の人が集まっていて、ギター1本持ってマイクの前に立ち、右斜め下から見上げるようなアングルで、ギターの弦を丁寧に撫でるようにならして、そして、声にならないような音で叫ぶんです。遠吠えのような悲痛な声で。
鳥肌が立ちました。オープニングです。そこだけ、もう一度みたいぐらいです。
偽悪です。
こんないいお天気の朝に偽悪のお話だなんて、嫌になっちゃいますわ。
こんなお話をするつもりではなかったんですけど、今日も晴れ!
13日から働くと決まって、ちょっとホッとしてます。
でも、部屋を引き払いに行ったり、他にもやらないといけないこととか、ちゃんとそこで働いていけるのか、確定していないので不安ですけれども、ヨンナヨンナヨォ~です。
そのうち、佐渡に行きたいのです。
佐渡には、あのスパゲッティーで有名な「青の洞窟」があるそうなんです。カヤックで海を漕いで行くと、青の洞窟が見られるそうなんです。
それに、和太鼓とか能とか伝統芸能を真剣にやられているようで、そして、広めようとしていて、私たち庶民にも身近にしてくれようとしているのがとても素敵だなぁと思い、行ってみたいのです。
パウロコエーリョのアルケミストでもあったように、一粒の砂を見つめるような、そういうのって、日本には随分古くからあったように思うんです。
茶道とか、書道とか、柔道とか、道とつくものがそういうものなのではないかと思うのです、あと、職人とか。料理も、一粒の砂を見つめるような仕事を私の父はやってきたのではないかとも思うんです。例えば、昔の先生とかも。
私は、茶道とかの器をじっと見ていると、そこが小宇宙のように感じるというのは、本当にそうなんだろうと思います。
私も感じてみたいものです。
また、私は、昔から、箱庭が欲しいなぁと思っておりました。
自分でも変だと思うのですが、バクチクの唄で、キャンディーという唄がありまして、その歌詞に、箱庭が出てきた時からです。
「僕の箱庭にキャンディー敷き詰めて『これが君だよ』と優しく微笑みかける。
あぁ、何もない。この星に、ただ一人愛する人が見えた。」
変な歌詞です。
そのちいちゃな箱庭から大きな空を眺めたいのです。私にとって、それは、大きく広がる宇宙のように思うのです。
実際にやったら、そうでもないかもしれないですけど、いつかやってみれたら、試してみたいものです。
本当は石川に帰ってお金でも貯めようかなぁと思い母に話したところ、
「帰ってきても仕事ないし、実家にいたからってお金たまらんと思うし、それやったら、福島に行って働いたほうが、いいわぁ!そっちのほうが、姉ちゃんらしいし!あんまり、気を落とさんと、頑張りなさい!お母さん、福島に行ったことないし、福島に行ってみたいわー」
なーんて、母強し。母は幸せだ。母が幸せで良かった!と思った。
そして、福島がダメで、悶々していた5月は一度も電話が来ず、6月1日に電話がきて、
「今、どこにおるん?新潟!えー、新潟いいんねぇー!お母さん、行ったことないし、新潟行ってみたいわー!」
とまあ、5回ぐらいはおっしゃってました。
私は、研修落ちて、この先どうなるかもわからず、6月10日には家なき子になるので、ちょー綱渡りで、もし新潟に私のできるような仕事がないならすぐに東京に戻って、箱根に電話して仕事があれば、箱根に行こう。なければ、経堂のいつも行く病院に行って緊張して手が震えない薬があるそうだから、それをもらって、富山の電子部品の会社の研修をもう一度受けて、それでもダメなら、一度石川に帰って、ってちょー不安だったのに、そんな素っ頓狂なお母さんと話していたら、この人に言っても、私の気持ちはわかってもらえないけど、母は幸せで良かったと、それだけで良かったです。
私は、こんなにもかかわらず、母は一人で幸せに生きていてくれて、感謝です。
私がこんな状態で、母も不幸だったら、もうやりきれませんからね。
母は、強くて偉し。
父も母も最後ぐらいは、私が面倒を見てあげたいなぁと思います。
何もしてやれなかった分も含め。
さあ、今日は、午後から、永遠のゼロを読みきろうと思っております。
いろんな方のお勧めの本の中に、結構「永遠のゼロ」があったので、絶対に先に映画を見ない!と決めていました。
本を読んでから、映画を見ようと。
経堂にいた時にスポーツジムに行っていたのですが、ヨガを前にちょっとやっていたことがあって、ヨガのDVDを買ってヨガをしようと思いました。
ヨガの教室も考えたのですが、DVD買えばタダだと思い、DVDにしました。
結構オススメです。筋肉痛にもなりますし、柔軟にもなりますし。
あー、つまめなかったの、本当に面白かった。
「おい、右手!お前、ちゃんとつまめ!」とか言ったり、「もー、ここから切り落としてやりたいわー!」とかノコギリで切る真似したり、居残り特訓の時も担当の人が、「なんでなんだろうねー、今なんともないのにねー!」私、「あ!今のこれを動画に撮って、見てもらったらどうですか!」って。
私も、担当の人も、たまらんちんです。
私がつまめなかったのを皆さん気にしてくださっていて、気をつかっていただいていて、大変申し訳ないです。
私の人と違う能力のために、気苦労させてしまって、穴があったら入りたいし、生まれてきてすみませんとも思います。嫌になっちゃいますよ、本当に。
私の能力の使い道は、あるのでしょうか。
もしかしたら、ないんじゃないの!