2019/11/04 【心理学/メンタルヘルス/社会/労働】「自己実現」と言うバズワード | パムのてきとーブログ

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「パム」が「就活」していた「就職氷河期」に「企業説明会」で良く耳にした言葉が「自己実現」でした。
今、良く耳にする「自己肯定感」>と似た印象がある言葉です。
この言葉を信じて「自己評価の肥大化」に苦しんだ人も多いのでは無いでしょうか?

自己実現とは?その正しい意味と達成方法について解説します--REEED--
https://00m.in/If31M

自己実現とは、マズローの欲求階段で提唱された欲求の1つです。
よく、「自己実現成長すること」と誤解されますが、正しい意味はそうではありません。
この記事では、自己実現とは何かを詳しく解説します。
少しややこしいかもしれませんが、あなたが本当に自己実現をしたいのであれば必ず目を通してください。
その上で、自己実現するために必要なことを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

仰る通り、「当時のパム」も「自己実現」「成長すること」と言う意図で説明され、その通りに解釈しました。


1.自己実現の正しい意味とは?
自己実現は、「自分の夢を叶えるための自己成長」のような意味で使われることがあります。
例えば、
 「〇〇のようになる!
  △△できるようになる」
などの今の自分とは違う何かになろうとすることです。
 「自己実現できる仕事がしたい!」
という言い方もよく聞きますね。

しかし、これは全くの誤用です。
自己実現は、ありのままの「状態」であることをいいます。
以下では、もう少し詳しく自己実現について見ていきましょう。
自己実現は、人間性心理学であるアブラハム・マズローの欲求階層よって提唱された言葉です。
マズローによると、人間はすべての欲求を満たすことで「人間本来のありのままの姿」になるとしました。
この人間本来の姿になっていること「自己実現」と言います。
そこで問題になるのが、「人間本来の姿」とはどのような状態かですが、
マズローによると次のような状態だとされています。
 ・先入観がなくありのままに物事を捉えることができる
 ・客観的で判断力があり、感情的にならない
 ・超然としていて不運に悩まない
 ・他人を助けることに幸福を感じる
 ・他人と自分を尊重できる
 ・勇気があり失敗を恐れない
 ・周りの意見に流されず、自分で意思決定ができる

つまり、マズローが言う人間本来の姿とは「自分のしたいこと=社会貢献」になっている状態だと解釈できます。
わかりやすい例で言うと、
マザーテレサや聖ペテロなど「聖人」と呼ばれるような人たちが「自己実現」していると言えます。
彼ら彼女らは、自分の好きなことが社会貢献につながっています。
そして、他人を助けることに幸せを感じていますよね。
このように、
「自分に偽りなく好きなことをしていて、かつ、それが社会貢献になっているような状態」を自己実現と言います。

自己成長との違いは理解できたでしょうか?

・・・・・・、全然違う!!!
つまり、「自分の幸福→他者の幸福→社会貢献」の状態を「自己実現」って言うんですね!!!
「Win-Win」「三方良し」の世界です!



2.自己実現のメリットとデメリット
自己実現社会貢献」というととても高尚で理想的な姿だと思われたかもしれません。
しかし、自己実現にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
自己実現をするメリットは、情熱的でモチベーションが落ちないことです。
やはり、自分の好きなことをしているからこそ毎日が充実しますので情熱やモチベーションは維持することができます。
一方、見落としがちですが自己実現をすることによって、
自分らしく生きるからこそ貧乏になったる苦悩するといったデメリットも存在します。

例えば、偉大な音楽家の中には、自分の好きな絵をひたすら書き続け、
健康を損ねたり、飢餓に苦しんだりした人が多くいます。
彼らの場合、「自分のしたいこと=社会貢献」にはなっています。
そのため、本人が幸せを感じていれば、自己実現できていると言えるでしょう。
しかし、今の私たちから見て幸せだとは言えませんよね。
自己実現はあくまで「自分視点」なので、他人から見て不幸に見えるかは関係ありません。
ただ、自己実現を達成することで貧困になったり、周りの人から遠い目で見られることはあります。
このように、自己実現にはメリットもあればデメリットも存在することを知っておかなければなりません。

○トーマス・エジソンとは?発明と失敗を多く繰り返した偉大な発明家--世界雑学ノート--
https://00m.in/94P5L

白熱電球の発明
1878年から、エジソンの発明の中でも非常に有名な「白熱電球」の研究に取り掛かります。
実は当時、イギリスの学者「ジョセフ・スワン」がすでに「白熱電球」を発明していましたが、
その点灯時間は実用化に耐えられるほど十分に長くはありませんでした。
そこでエジソンは、有名な「2万回にも上回る実験」を繰り返して、
白熱電球の点灯時間を45時間にまで引き延ばすことに成功
(電球の型、電流の使い方、その製作に必要な材料を変えることで成功させた)。
1879年には白熱電球の実用化を発表したのです。


この「エジソン」のエピソードも「自己実現」でしょう。
「2万回以上も繰り返す」事は、非常に健康を損ねる危険がありました。
しかし、彼はやってしまって、成功してしまいました!


3.自己実現のために取り組む2つのこと
自己実現とは、
何度も言うように「夢を達成すること」ではなく、「自分のしたいこと=社会貢献」している「状態」です。
自己実現している状態になりたい人は、次の2つに取り組むと良いでしょう。
 ・下位欲求を順番にクリアしていく
 ・とにかく自分の気持ちに正直に生きる

以下で詳しく解説します。

「援助を受ける側の立場」で考えましょう。
 ・「年収1億円のお金持ち」が喜んで1万円をくれた。
 ・「年収1億円のお金持ち」が嫌々、1万円をくれた。
 ・「年収200万円の人」がこっそり、1万円をくれた。
どの「1万円」なら無理なく受取れますでしょうか?


3-1.下位欲求を順番にクリアしていく
先ほど解説したように、自己実現「このような人になりたい!」という達成目標ではありません。
ありのままの正直な自分の「したいこと=社会貢献」になれば自己実現できている状態だと言えます。
つまり、自己実現とは目指してなるものではないということです。
ただ、自分の「こうなりたい」と思った欲求を全て満たしていく過程で、
気がつけば自然と自己実現している状態になる可能性があります。

--マズローの欲求5段階説--
https://00m.in/1oUKj

上の図は、「マズローの欲求5段階説」を表したものです。
マズローは、
 人間の欲求にはいくつかの階層があり、「食欲、性欲、睡眠欲」といった基本的な生存欲求が満たされると、
 次に「安全、安心でありたい」という安全欲求が生まれる

と考えました。
そして、安全欲求が満たされると、
次のレベルの
 「集団に属したい」
 「仲間が欲しい」
という親和欲求を求め…というようにステップ・アップしていく
としました。
そして、最後に自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなどの自己実現(自己超越)欲求が生まれます。
そのため、自己実現をするためには下位欲求を順番に満たしていくことが重要です。
 1層:生理的欲求(食欲、睡眠欲、性欲)
 2層:安全欲求(安全に暮らしたい)
 3層:社会的欲求(仲間と仲良くしたい)
 4層:尊厳欲求(認められたい)
 5層:自己実現(貢献)

例えば、
 「美味しい物をたくさん食べたい!」
と思っている人は、好きなものを食べれるようになりましょう。
 「誰かから認められたい」
と思っている人は、認められるように努力をしましょう。
そして「認められたい!」という欲求を満たすことでようやく自己実現に近づきます。
このように、下位欲求を順に満たしていくことで、いつの間にか自己実現につながるのです。

「今のパム」はどの層なのでしょうか???


3-2.とにかく自分の気持ちに正直に生きる
次に自己実現のために大切なのは、 「自分の気持ちに正直に生きること」です。
何度も言いますが、自己実現とは「自分の好きなこと=社会貢献」になっている状態です。
これを達成するためには、自分の好きや嫌いなどの気持ちと正直に向き合うことが大切です。
具体的には
 ・やりたいと思ったことはする
 ・やりたくないと思ったことはしない
シンプルですが、まずはこの2つを行ってみてください。

例えば、「毎日ランニングする」や「資格の勉強をする」など、
自分がやって見たいと思うことに取り組んでみるよ良いでしょう。
このとき、やりたいことは社会貢献につながらなくても大丈夫です。
社会貢献というと
 「ボランティアに参加しよう!」とか
 「NPOに携わろう!」
という考えを持つ人もいるかと思いますが、
むしろ、そのような 自己実現しようと思って取り組む社会貢献活動は、
ありのままの自分としてやっているわけではないので、自分の気持ちとは矛盾してしまいます。
イメージとしては、
やりたいことをひたすらやっているうちに「やりたいこと=社会貢献」になっていればラッキーという感じです。
また、自己実現のためには自分に素直な気持ちになることが大切なので、
やりたくないと思うことはしないという判断も必要です。
例えば、
 「あの人とはもう連絡をしたくない」
 「これは自分にとって楽しくないからやめよう」
と思っているのであればやらないようにします。
最初は難しいかもしれません。
しかし、自己実現は自分の素直な気持ちと行動が一致して初めて達成できるものなので、
まずは素直な気持ちに従って行動する訓練をしましょう。


きをつける点が3つあります。
1.「自分勝手に振舞う」「やりたい事を素直に実行する」を間違えない事
「自分勝手に振舞う」行為は、「他者の自己実現の妨げ」になります。
そして、これは結果として「自分自身の自己実現の阻害要因」になります。


2.「嫌われる」事を恐れない
「他者」の評価なんてどうでも良いのです。
「自分の意志」が最も重要なのです。
「自己実現」の為に「敢えて悪役になる」事も「選択肢」としてありえますwww


3.「防衛機制」をしていないかを確認する
「防衛機制」は、「自分にウソをつく行為」です。
「無意識の行為」ですが、この「防衛機制」が強いと「自己実現」の妨げになります。

○防衛機制--Wikipedia--
https://00m.in/6DMfU

防衛機制とは、受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、
それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズムである。
欲求不満などによって社会に適応が出来ない状態に陥った時に行われる自我の再適応メカニズムを指す。
広義においては、自我と超自我が本能的衝動をコントロールする全ての操作を指す。




やりたいこと=社会貢献」になれば自己実現は近い
あなたがやりたいことを突き詰めていったとしても、自分のやりたいことが100%社会のためになるとは限りません。
例えば、極端な話、人を馬鹿にするのが好きだからと言って、それだけをしてももちろん社会貢献にはなりません。
「自分の好きなこと=社会のためになること」になるかは、
そのときの環境や運など自分ではコントロールできないものもあります。

本来自己実現とは、「〜になりたい」と目指すものではなく、自己実現できていた」と後から気がつくもの。
難しく考えず、まずは自分の素直な気持ちに従って生きるようにしてください。

「精神疾患の人」や「発達障害の当事者」が「無理した援助」をしようとする事があります。
「パム」がそのような申出を受けた場合はそれを断っております。


最初は「自分が幸せになってから」です!

なお、「アブラハム・マズローの自己実現理論」は、下記記事を参照願います。
自己実現理論--Wikipedia--
https://00m.in/E5C3z