2019/05/12 【歴史学】古史古伝 | パムのてきとーブログ

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古史古伝(こしこでん)とは、
日本の古代史で主要資料とされている「記紀(『古事記』と『日本書紀』)」などの史料とは著しく異なる内容歴史を伝える文献を一括して指す名称。
種類が多い。
また超古代文献・超古代文書ともいう。
なお、古史古伝は今のところ、いずれも学界の主流からは偽書とみなされている。
『武功夜話』や『百輪中旧記』などのように中世以後の歴史を記した偽書もあるが、古代の特に古い時代に無関係な文献は古史古伝とは呼ばれない。

この「古史古伝」には、正統派史学では学べない記述が沢山あります!




概論

古史古伝は、
 1.写本自体が私有され非公開である、などの理由で史料批判がなされる予定がなく、史料として使えないものも多い
 2.超古代文明について言及されている
 3.漢字の伝来以前に日本にあったという主張がある神代文字で綴られている
 4.上代特殊仮名遣に対応してない(奈良時代以前の日本語は母音が8個あったが、5母音の表記体系である)
 5.成立したとされる年代より後(特に近代以降)の用語や表記法が使用されている
等々の理由で古代史研究における歴史学的な価値は非常に低く、古代からの伝来である可能性もまず無いと考えられている。
しかし、古史古伝は種類が多く1〜5の特徴もすべての古史古伝に共通しているわけではなく、それらの諸点についての度合いは各書ごとに様々である。
江戸時代成立とみられる文献もあり、それらには江戸時代的な特徴はあるが近代以後の用語などは当然存在しない。

ただし、いずれの「古史古伝」においても
 「偽書である『古史古伝』ではなく、真書である」
と主張する人々はかつて存在したか、もしくは現存している。

現在では、近代における日本人の国家観・民族観への受容等のあらわれとして、文献の作成を行う者の思想に対する研究が始まったところである。
文献そのものに史料的価値が認められなくとも、
 「それらの文献(偽書)をいつ、だれが、どのような背景・目的で作成したのか」を研究する
ことは、古代史の研究とは言えないにしても、じゅうぶん学問的な行為といえる。

古史古伝を含む偽史の作成は、それが作成される社会と時代における時代精神を反映している。
原田実はオウム真理教が偽史運動から登場した事を指摘している。
実際に教祖の麻原彰晃は、古史古伝に登場する金属ヒヒイロカネの記事をオカルト雑誌に発表した事がある。

また、古史古伝の内容は、日本書紀・古事記よりも壮大過ぎる内容なのです!
よって、古史古伝は、そのまま鵜呑みにするのは危険すぎます。



さて、古史古伝にはどのようなモノがあるのでしょうか?

吾郷清彦による分類


古典四書
 ・『古事記』
 ・『日本書紀』
 ・『先代旧事本紀』(旧事紀)
 ・『古語拾遺』


(神典の範囲をどう定めるかは古来諸説があるがこの四書に加えて『万葉集』『古風土記』『新撰姓氏録』などをも含むことが多い)


同様に
 『天書』(『天書紀』ともいう)・
 『日本総国風土記』・
 『前々太平記』
の三書を異端古代史書として古史古伝と同様に扱おうとする説(田中勝也など)もあるが、
このうち『天書』は古史古伝の類とはいえず、他の二書も超古代文書というほどの内容をもっているわけではない。


『先代旧事本紀』または『天書』と似たような位置にある史書として『住吉大社神代記』がある。
天平年間成立とされているが平安時代中期頃の偽書と考えられる。
今のところこれを古史古伝扱いする議論は出現してないようである。
『神道五部書』は、奈良時代以前の成立とされているが鎌倉時代の偽書と考えられている。

うへ?
「古事記」「日本書紀」「古語拾遺」は正統史書ですよ?
実は、「先代旧事本紀」は今では「偽書」とされていますが、江戸時代以前は「正統派史書」として扱われていました。




古伝四書
 ・『ウエツフミ』(大友文書、大友文献ともいう)
 ・『ホツマツタヱ』(※漢字ではなくカナ書きするのが吾郷の流儀)
 ・『ミカサフミ』
 ・『カタカムナのウタヒ』(いわゆる「カタカムナ」)


また、『フトマニ』という書がある。
この『フトマニ』は普通名詞の太占(ふとまに)と紛らわしいので吾郷清彦は『カンヲシデモトウラツタヱ』(神璽基兆伝)と名付けた。
 『フトマニ』
 『ホツマツタヱ』
 『ミカサフミ』
の三書は世界観を同じくする同一体系内の一連の書であり「ホツマ系文書」ということができる。


また、カタカムナに関係する
 『神名比備軌』(かむなひびき)や
 『間之統示』(まのすべし)という漢字文献も
「カタカムナ系の文献」として一括できるが、これらカタカムナを含むカタカムナ系の諸文献は「歴史書」ではない。

「神代文字」とは、「漢字渡来以前の日本に存在していた日本固有の文字」です。
この中でも特に「カタカムナのウタヒ」は、土地が「イヤシロチ」か「ケガレチ」かを見分ける方法など、
今の生活面でも役に立ちそうな内容が記述されております。




古史四書
 ・「九鬼神伝精史」(いわゆる「九鬼文書」。『天津鞴韜秘文』(あまつたたらのひふみ)は九鬼文書群の一部である)
 ・「竹内太古史」(いわゆる「竹内文献」。「天津教文書」「磯原文書」ともいう)
 ・「富士高天原朝史」(いわゆる「富士谷文書」(ふじやもんじょ)。「宮下文書」「富士宮下古文献」ともいう)
 ・「物部秘史」(いわゆる「物部文書」)

ああ、「九鬼文書」「竹内文書」「宮下文書」「物部文書」ですね。
「竹内文書」はとんでもない内容が記載されています!
 ・モーゼ/神農/孔子/老子/イエス/釈迦/ムハンマド は日本の皇祖太神宮で修行した。
 ・イエスの墓は青森県戸来村にある。
 ・ミヨイ大陸(ムー大陸?)とタミアラ大陸(アトランティス大陸?)の水没。
 ・ヒヒイロカネ(オリハルコン?)についての記述。
 ・アメノフキフネ(ヴィヴァナ?)についての記述。
 ・ピラミッドについての記述。




異録四書
 ・『東日流外三郡誌』(つがるそとさんぐんし)。いわゆる「和田家文書」の一つ[10]。
 ・『但馬故事記』(たじまこじき。「但馬国司文書」とも。但馬故事記は本来は但馬国司文書の中の代表的な書物の名)
 ・『忍日伝天孫記』(おしひのつたえてんそんき)
 ・『神道原典』(しんとうげんてん)


吾郷は上記の他にも、超古代文書として
 『異称日本伝』・
 『神伝上代天皇紀』・
 「春日文書」
を取り上げているが、このうち『異称日本伝』は松下見林による江戸時代の有名な著作であり、
超古代文献とはいえないものであることは、後述の『香山宝巻』と同様である。

特に、「東日流外三郡誌」は、「神武天皇に敗れた安日彦と長髄彦」側により歴史記述である点が特色です。
この歴史書に出てくる「アラハバキ」神の姿が「遮光器土偶」そっくりなのも驚きです!




吾郷清彦による分類の発展


東亜四書
 ・『契丹古伝』(『神頌叙伝』ともいう)
 ・『桓檀古記』
 ・『香山宝巻』
 ・『宝巻変文類』


ほかに東アジアに関連するものとして
 『山海経』
 『封神演義』
をあげる論者もいるが、『山海経』は古来有名な古典であり、一方『封神演義』は小説であり、
いくら内容が面白いからといってもこの両書を古史古伝というのは無理がある。
それよりも『契丹古伝』や『桓檀古記』とならぶべき超古代文書といえば『南淵書』があげられる。
また『桓檀古記』は『揆園史話』や『檀奇古史』などの同系の書物とともに「檀君系文献群」として一括してよぶことができる。

これは、中国/朝鮮関係の「古史古伝」ですね。
「パム」はこの辺りは詳しくありません。




泰西四書
 ・『ウラ・リンダの書』(『オエラリンダ年代記』ともいう):
     自身を由緒正しい古フリーズ貴族の末裔に違いないと信じていた大工コルネリウス・オヴェル・デ・リンデが偽造した、
     先史時代までさかのぼる年代記。
     フリーズ人はキリスト教以前に独自の一神教を持つとし、万物創造の唯一神ヴラルダを讃え、
     ザクセン人やフランク人を見下しフリーズ人の優越性を説く。
     1872年にオランダで出版され、偽造であるとばれて事件は終わっていたが、
     ナチズムの台頭の中、1933年にドイツの先史学者ヘルマン・ヴィルトがユダヤによる旧約聖書以前の本物の古文書であると主張し、
     北方人種の栄光ある過去を創造する道具として利用しようとした。
     ヘレナ・P・ブラヴァツキーの神智学における根源人種論の元とも言われ、ニューエイジにも影響がある。
 ・『Oahspe: A New Bible』:オアフスペ、オアースプ等いろいろに読まれる。1882年出版。
 ・『モルモン経』
 ・「アカーシャ年代記」(「アカシックレコード」ともいう)


他にジェームズ・チャーチワードが実在を主張した「ナーカル碑文(Naacal)」、
ヘレナ・P・ブラヴァツキーが実在を主張した
 『ドゥジャーンの書』、
 「エメラルド・タブレット」、
 「トートの書」
等がある。
また『ネクロノミコン』は当初から小説の中の存在として発表されたが、実在と信じる人にとっては超古代文書の一種である。


他にアメリカ人リバイ・ドーリングが
アカシックレコードを読んで書いたというキリストの前半生の物語『宝瓶宮福音書』(1908年)も古史古伝に入れられている。

今度は欧米系ですね・・・。
「モルモン経」は「モルモン教」の経典ですよね。




地方四書
 ・『甲斐古蹟考』
 ・「阿蘇幣立神社文書」(「高天原動乱の秘録」ともいう)
 ・『美しの杜物語』(研究者の間では『大御食神社神代文字社伝記』とよばれることが多い。また『美杜神字録』ともいう。
           『美しの杜物語』は吾郷の命名である。)
 ・『真清探當證』(ますみたんとうしょう)


『美しの杜物語』のように地方色豊かなものとして原田実はさらに
 『伊未自由来記』(いみじ・ゆらいき)・
 『肯搆泉達録』(かんかんせんだつろく)
をあげている。

これも、「パム」は詳しくは知りませんです・・・。




秘匿四書
 ・「阿部文書」(阿部でなく「安部文書」とする説もある)
 ・「斎部文書」
 ・「清原文書」
 ・「久米文書」


これらの他にもなお「大伴文書」なるものが存在することが判明している。

そりゃ、記載内容が内容ですから、「門外不出」になる文献も多いでしょう。