昨日は、2週間に一度の往診の日でした。
前回の血液検査の結果も、とくに問題なしでした。
さて、父ちゃん、先生が来られると毎回言うことが二つあります。
一つは先生にむかって「あんたやぶ医者か」
もう、はじめて言った時は、どうしようかと思いましたよ。
先生に怒られるかと・・・・・
でも、先生いつも笑って聞いててくれます。よい先生です。
父ちゃんは、先生の反応がおもしろくって、毎回言うようになってしまいました。
そして、ふたつめは、
「先生、一発で死ねる注射打ってくれへんか」なんです。
悲しい言葉。
おもしろ半分で言ってる時もありますが、聞く私はつらいものがあります。
毎回先生は、「そんな注射打ったら、私がつかまるやん・・」ってとぼけた感じで返してくださるんで、
父ちゃんも、それ以上は言わないんですが・・・
父ちゃんには、自分があほになったとか、こんな身体で生きてても迷惑かけるとか病識があるんです。
すごく落ち着いている時(本当にたまになんですけどね)には、私に・・・
「迷惑かけてすまんな。俺が死ぬまで、よろしく頼む。」って言ってくれるんです。
こんな瞬間があるから~
暴力も、暴言がひどくても、がんばろうって思える。
でも、父ちゃんはつらいんだよね。
だからこそ少しでも、笑って過ごしたい。
今日のおまけ
亡き母が植えた、ぼけの花。
なんでこんなにきれいなのに、「ぼけ」って名前なんだろう