高齢者ドライバーの運転が危険だというのだが…85歳以上での事故率は群を抜いて多いそうです。
実は10代は次に多いそうです。
免許取立てだから仕方ない?とかそういうものではない。
だったら老人も老いているのだから仕方ないのではないか?

ただ、言えることは高齢者にだけ目を向けているということ。
本当は30代であろうが20代であろうが事故は起こしていますし、私もいつ加害者になるのかは分からない。
車とはそういう乗り物だと自動車学校で習った。
いつでも、人を殺せる乗り物だという認識をしなければならない。

若いからまだ大丈夫?それはおかしい。
アクセルとブレーキも踏み間違える。人間ですからね。
身近なところでは『塩』と『砂糖』を間違えるのと変わらない。違うのは死なないということ…。
ちょっとのことを間違えるとそうなってしまう。
そういう乗り物という認識が弱い気がします。
ヤフーのコメントなんか見てるとね。そういう問題なのかな?って、ふと疑問に思う。

私は大丈夫?どこに意味のわからない自信があるのだろうか?過信こそ危険だと気づいて欲しいものです。
お陰さまで私はゴールド免許です。だから、大丈夫?そんなわけないですね…。

歎異抄十三章には『 さるべき業縁のもよおせば、いかなる振る舞いもすべし 』なんて言葉が出てきます。

業縁は頂いて居るわけだから(運転免許)はいつ人を殺してもおかしくないわけです。

この章は親鸞聖人に千人殺したら極楽へ往生できると言われた唯円ができません。と答え、問答が始まっていきます。
自分の振る舞い一つでいつでも人は人を殺してしまう。決して良心があってとか優しいから。とかではない。と話が進んでいきます。

運転は気を付けましょう。