国民年金の徴収率は低下の一方である。いづれ制度の崩壊は避けられないと思われる。
そしてその予感がさらに徴収 率を引き下げてゆく。ならば、今の定額の徴収というものを止めて
強制的な徴収法を考えなければならない。一つの方法は所得税の上乗せでの徴収である。
現在の所得税に一律の国民年金保険料を上乗せする。例えば5%上乗せして、所得税率5%
の人は10%の税率で支払い、42%の人は47%の税率となる。その代わり月々の国民年金保険料は
0となる。年金は逆に定額となる。今の人頭税的な定額よりも逆進性がかなり緩和される。しかし、ここで所得の捕捉が業種によってまちまちで不公平があるので、これで保険料とすることは更なる不公平を招く。
ならば消費税として徴収すれば、稼いだ金はいづれ使われるという観点から、高額所得者は必然的に高い消費傾向で高額の保険料となり、低所得者は少ない保険料となる。これでも逆進性は緩和される。
結論「国民年金の保険料として消費税を使う」
ここで厚生年金の加入者はどうなるかということも触れなければならない。厚生年金加入者は現在の保険料から約15000円(国民年金の月々の保険料)を割り引く。ただし事業者負担額は現行のまま。