久々に書きます!
早速ゲットしました! 世界バドミントンとジャパンオープンのチケット。
もちろん、観戦しに行きます。
非常に楽しみです。
それにしても座席の指定ができるのは販売から翌日って何なんでしょう?
このシステム、よく分かりません。
先に指定できるべきじゃないですかね?
それはそうと。

今回は、最近の試合内容の話です。

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アナウンサーの方には参考になりません。
読むと観客や視聴者の気持ちから遠のきますし、
解説者の方とも話が噛み合わなくなりますので、
おすすめしません。僭越ながら、m(_ _)m
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最近のバトミントンの試合ももちろん見ていました。
目を見張るような活躍も!
(その活躍もたくさん書きたいところですが、
今回はごめんなさい。m(_ _)m)
しかし、全体的には、何か危機感を感じずにはいられません。


国際試合を見ていて感じるのは、数年前のバトミントンとだいぶ変わってきたような?
海外との対戦は、日本のバトミントンの国内試合のものとは全く違ってきたという印象を強く持ちます。
特に、海外選手は日本人選手だけに対して、特別な対策を打っているかのように見えるのです。
例えば、女子ダブルスでの試合の様子に注目。
中国の選手や韓国の選手たちは、日本人の選手と対戦する時とインドネシアの選手と対戦するときの作戦の立て方がどうも違うようです。
分かりやすいところで言うと、大きな声を出してみたり、スマッシュを多用したり。それ以外に何が違うのか、素人目にはすぐには分からないのですが…。
ただ海外選手たちの心中を想像するに、これをすれば日本代表選手たちに勝てるという方策を、どうもそれぞれ作り上げているというように見えます。そしてそれがしっかり勝利に繋がっているという状態ではないでしょうか。この見方はかなりあたっているのではないかという気がして、気が気でないのです。


では、具体的にどんな試合運びなのかということですが…
一つ思うのは、もしかしたらですが、クロスの返球が多い? そうすることによって相手をより走らせる、相手を掻き回す、相手の気を広い範囲に散らせる、そして神経の行き届かない穴を作らせる等々。
シングルスではネット前のクロス返球、クロスのカットが以前より増えている気がします。ダブルスでは、クロスのドライブ、しかもスピードを減速させないままのものが以前より増えているような。

……それらが何を意味するかと言うと。
日本のバトミントンでは、素直にまっすぐ返すということをやりがちだと、海外選手からは見えているのではないでしょうか。そういった、日本のバトミントンのやり方を、相手はそうさせないように、そのクセを見抜いて、ことあるたびに少し違うやり方で返してくる。それによって日本代表選手たちが自分のバドミントンが出来なくなって負けてしまう。そんなことが起こっているのが、一つあるのではないでしょうか。
クロスで返すこと以外にも何かあるのかもしれません。日本選手がよくしがち、またはしない方が多いと言うラリーの形が、きっと日本人の弱点として世界から見えてるんだと思います。

また海外の選手を見ていますと、ネット前でのひっかけや失敗が少なく、決定率の高い1打、もしくは相手の体勢を完全に崩す一本(スマッシュやプッシュに限らずいろんな球種で)を何度も仕掛けている様子が見受けられると感じています。
日本のバドミントンでは、無理して失敗して失点するよりは、無理せずに素直に前に落とすだけでいいですよ、もしくはラリーを続けてチャンスを伺ってという考え方も往々にしてあるのですが、
国際試合となると、場面にもよると思いますが、それをやっていたのでは、なかなか一点をもぎ取ることにつながらないように感じています。
単調な一本を返した途端、相手は待ってましたとばかりに、それを得点につなげる一本を送り返してきます。
スマッシュだけでなく点数に着実に繋げていける多様な一本を繰り出す、それが毎回ではなくても数多く出てこないと、なかなか相手に勝てない。
それが最近の国際試合の傾向のように思います。
単に点数を稼ぐというだけでなく、そういった1本が相手を恐れおののかせるような印象を残し、試合を優位に進めることができるきっかけにもなっていき、しぶとさのある日本人選手もなかなか勝利をあげられないということにつながっている気がします。
……


ネット前で、前へ打っているはずが、シャトルが下に打ちつけられることがよくあります。
もしやと思うのですが、あれは選手の態勢によるものではないでしょうか?
特に前へ走り込んで打とうとする時が分かりやすいと思います。前進する時は前に重心があり、前へ体が傾いてます。体は前傾姿勢になっているので、肩も腕も下を向いているのです。そのために普通に打つと、シャトルは、予想以上に真下へ打ちおろされるのではないでしょうか。
おそらくですが、前衛の技術でも高く評価されるインドネシアのスカムルジョ選手は
(もしも高度な製造技術で解析できたら分かることかもしれませんが)、
体の前面と背面側で分けるとしたら、むしろ、かなりの数を背面側で打っていることが多いのかもしれません。体をのけ反らせて打っていたり、もしくは身体をあえて横に向けて打っている態勢が実は多いと思います。
それによって、身体・肩・腕の前傾を極力減らしたり、影響の少ない態勢を取るなどして、シャトルの軌道を下へ傾かせずに打てる。その技を彼は会得しているのではないでしょうか。
(補足。「背面側で打っている」の意味は、打点の位置が背面にも多くあるという意味です。体を前と後ろに分けた時、ほとんどは体の前面で捉えているのに対して、体や肩を後ろに反った体の後ろ側で打点があることも多いという意味です。背面打ちだけの意味ではありません。)


もう一つ書きたいこと。
握力がある選手は、ラケットの一番端を持ってラケットを長く使うばかりではなく、短めに持ってシャトルを触る場面を増やすようなチャレンジをしてみてほしい気がします。
まるでずいぶん遅れた話をするようですが、最近、ラケットの扱い方が格段に進化しているのは周知の話といってよいでしょう。昔の重かったラケットに比べ今は軽くしかもしなやかさなども加わって、以前のロケットとはまったく違った使い方ができるようになっています。
それによってシャトルを打つというよりもシャトルを触るという表現が似合うようなラケットワークが、近年できるようになっています。
特にラケットを長めに持つよりも、短めにグリップの中央付近で持つことによって、ラケットワークもより繊細な動きが可能になり、より繊細なシャトルの扱い方ができると思われます。
長く持つ場合と端を持たずに持ち手の中央付近を握る比較的短く使うことで、コントロールのよく効いた一本を繰り出せるようになる。
握力のある選手ならもちろんのこと、握力が弱い選手でもよりコントロールの良い一本になるだろうと思います。
もしかしたら、そんなことが勝利への一つのきっかけになってはくれないかと。

…ぜひ松友さんに試しに多用してみてほしい…いや、十分にされてるのか。。。。もともとタカマツペアファンなもので。


とにかく、日本代表の皆さんの活躍を祈ってます。