いつもの、おそらく誰も興味がないだろう話。

 

国内外でいろんな大会が行われるようになってきました。

とても喜ばしい。多くの人に悔いのない場にしてもらいたいです。

 

今回はそれらの選手たちや試合そのものの話ではなく。気になったのはその、ごく近くの周辺のこと。

 


前から気になっていたことが思い出されました。

バドミントンの世界大会でよく目にするのが女性コーチの姿。

その世界大会の場で男性の選手達を指導する女性の姿というのを、海外のチームでかなり見かけます。もちろんそれは世界ランキングの上位にも食い込む第一線級の選手達で、彼らをコーチする女性の姿です。男性をそういう場で指導する女性のコーチ、日本だとなかなかいない印象です。

バドミントンに限らずいろんなスポーツの競技で、それなりの正式な試合で指導をと言うのであれば、日本ではやはり女性はごくわずかだと思います。しかも指導される側が男性で指導する側が女性。日本で見かけた記憶がないと思います。

その海外の女性のコーチを見ていて日本と何が違うんだろうと考えたり興味が沸きました。

 

最近、日本では、女性蔑視問題やらジェンダーは何とかやら言われています。しかもその話の発端はスポーツ界からでした。

日本にはいろんな習慣が違うとか、いろいろ話すべきことがありますが、その部分はここでは横に置かせてもらって。

結論から言えば。

いろいろ考えを巡らせた挙句、日本が海外と同じことが現実になる可能性はかなり遠いのかなと。

 

ただ。

先日のワイドナショーを見ていて武田鉄矢さんが男尊女卑の話をそうは思わないと言っていたのを見て、いや日本だってあるぞ、あるとしたら、そうだなあ、この武田鉄矢さんが喋られてたお母ちゃんが怖い、お母ちゃんに呼びつけられたら気をつけして姿勢を正してハイと返事するという話が、可能性を秘めているんじゃないかと思いました。

 

コーチとか指導者とか会社の上司とかは、ごく簡単に言えば、一番前に立って先頭で頑張ってくれる人です。その人に対して、周りが潜在的に求めていることはこの人に叱咤激励されるのが嬉しいと思えるような存在かどうかということかもしれないなぁと。人から怒られるのは誰が相手でも嫌だけどその人に褒められたら嬉しいとか頑張れと励まされたら頑張れるとか、だからこの人に怒られたら頭が上がらないとか、そういう人が自分の指導者とか先導者にふさわしいと無意識に求めているのかなあと。その辺りの想像の人物をどこかにいそうな女性の姿に落とし込んだら、武田鉄矢さんが例にあげてたお母ちゃんの話なのかなあと思いました。

勝手な想像で、武田鉄矢さんの母ちゃんは海外で見かける女性のコーチと近い存在じゃないかなあと。見ていてそんな気もして。

 

でも、日本に、そんな母ちゃん的存在になってもいいよという人どれくらいいるのかなと。

今の世の中どんどん価値観が変わっていってて。昔と大きく違うのは、特に見た目が判断基準になっていて、それがいろんなことを大きく作用しているようで。それを考えるだけでも、現在のママと呼ばれる人たちと武田鉄矢さんの言ってた母ちゃんは、きっと見た目からして全く違う。見た目だけじゃなく中身は相当違うと思えて仕方ない。同じもののようで全く違うものなんじゃないかなと。

だと仮定して。母ちゃんじゃなくてママと呼ばれたい女性ならいるだろうけど、その母ちゃんになれそうな人、なってもいいよという人、なってやろうじゃないかという人が、日本の女性にいるのか? うーん、ぜんぜんいない気がするなぁ。

今の世の中にあの母ちゃんは存在するのか?

いやいや。そもそも、もっと違うタイプの人が求められているのかもしれないけれど。

 

 

全く当事者ではないのにすみません。

やっぱり誰にも興味のない話なんだろうな。

余計なお世話でしかない一人の空想でした。